公立学校教員の過去問
令和元年度(令和2年度採用)
高等学校に関する問題 問28

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問題

公立学校教員採用選考試験(教職教養) 令和元年度(R2年度採用) 高等学校に関する問題 問28 (訂正依頼・報告はこちら)

高等学校学習指導要領総合的な探究の時間で育成することを目指す資質・能力に関する次の記述ア〜エのうち、正しいものを選んだ組合せとして適切なものは、下の1〜5のうちのどれか。

ア  「自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育成する。」と示されている。
イ  「探究の過程において、課題の発見と解決に必要な知識及び技能を身に付け、課題に関わる概念を形成し、探究の意義や価値を理解するようにする。」と示されている。
ウ  「実社会や実生活と自己との関わりから問いを見いだし、自分で課題を立て、情報を集め、整理・分析して、まとめ・表現することができるようにする。」と示されている。
エ  「問題の解決や探究活動に主体的、創造的、協同的に取り組む態度を育て、自己の在り方生き方を考えることができるようにする。」と示されている。
  • ア・ウ
  • ア・エ
  • イ・ウ
  • イ・エ
  • ウ・エ

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この過去問の解説 (3件)

01

正答は3(イ・ウ)です。

総合的な探求の時間の目標は、以下のように設定されています。

第一 目標
探究の見方・考え方を働かせ,横断的・総合的な学習を行うことを通して,自己の在り方生き方を考えながら,よりよく課題を発見し解決していくための資質・能力を 次のとおり育成することを目指す。

(1)探究の過程において,課題の発見と解決に必要な知識及び技能を身に付け,課題に関わる概念を形成し,探究の意義や価値を理解するようにする。
(2)実社会や実生活と自己との関わりから問いを見いだし,自分で課題を立て,情報を集め,整理・分析して,まとめ・表現することができるようにする。 (3)探究に主体的・協働的に取り組むとともに,互いのよさを生かしながら,新たな価値を創造し,よりよい社会を実現しようとする態度を養う。

ア:総合的な学習の時間の内容のため、誤りです。

イ:正しいです。

ウ:正しいです。

エ:総合的な学習の時間の内容のため、誤りです。

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02

正答は、3(イ・ウ)です。

高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 総合的な探求の時間編には、総合的な探究の時間で育成することを目指す資質・能力に関して次のように示しています。

(1)探究の過程において、課題の発見と解決に必要な知識及び技能を身に付け、課題に関わる概念を形成し、探究の意義や価値を理解するようにする。
(2)実社会や実生活と自己の関わりから問いを見いだし、自分で課題を立て、情報を集め、整理・分析して、まとめ・表現することができるようにする。
(3)探究に主体的・協働的に取り組むとともに、互いのよさを生かしながら、新たな価値を創造し、よりよい社会を実現しようとする態度を養う。


ア:総合的な探究の時間で育成することを目指す資質・能力とは合致しないため、アは誤りです。

イ:総合的な探究の時間で育成することを目指す資質・能力(1)の内容と合致するため、イは正解です。

ウ:総合的な探究の時間で育成することを目指す資質・能力(2)の内容と合致するため、ウは正解です。

エ:総合的な探究の時間で育成することを目指す資質・能力とは合致しないため、エは誤りです。

参考になった数1

03

正答は、3(イ・ウ)です。

「高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 総合的な探求の時間編」では、「総合的な探究の時間で育成することを目指す資質・能力」について以下のように言及しています。

(1)探究の過程において、課題の発見と解決に必要な知識及び技能を身に付け、課題に関わる概念を形成し、探究の意義や価値を理解するようにする。
(2)実社会や実生活と自己の関わりから問いを見いだし、自分で課題を立て、情報を集め、整理・分析して、まとめ・表現することができるようにする。
(3)探究に主体的・協働的に取り組むとともに、互いのよさを生かしながら、新たな価値を創造し、よりよい社会を実現しようとする態度を養う。


ア:「中学校学習指導要領 ( 総合的な学習の時間 目標)」の一部であるため、アは誤りです。

イ:上記(1)の内容に合うため、イは正しいです。

ウ:上記(2)の内容に合うため、ウは正しいです。

エ:「中学校学習指導要領 ( 総合的な学習の時間 目標)」の一部であるため、エは誤りです。

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