公立学校教員 過去問
令和6年度(R7年度採用)
問25 (共通問題 問25)
問題文
学習指導要領の改訂に関する次の記述ア〜エを、改訂された年代の古いものから順に並べたものとして適切なものは、下のうちのどれか。
ア 学校教育法施行規則を改正し、学習指導要領は教育課程の基準として文部大臣が公示するものであると改めた。また、学習指導要領の改訂において、小学校、中学校に道徳の時間を特設して、道徳教育を徹底して行うようにしたり、教育課程の最低基準を示し、義務教育の水準の維持を図ったりした。
イ 多くの知識を教え込むことになりがちであった教育の基調を転換し、児童・生徒に自ら学び自ら考える力を育成することを重視した教育を行うことが必要との観点から、総合的な学習の時間の創設のほか、各教科において体験的な学習や問題解決的な学習の充実を図った。
ウ 知識・技能の習得と思考力・判断力・表現力等の育成のバランスを重視することなどを基本方針とし、小学校の国語、社会、算数及び理科、中学校の国語、社会、数学、理科及び外国語の授業時数を増加するとともに、小学校第5学年及び第6学年に外国語活動を新設した。
エ 我が国の文化と伝統を尊重する態度の育成を重視するとともに、世界の文化や歴史についての理解を深め、国際社会に生きる日本人としての資質を養うことなどを方針とし、小学校第1学年及び第2学年に生活科を新設した。
ア 学校教育法施行規則を改正し、学習指導要領は教育課程の基準として文部大臣が公示するものであると改めた。また、学習指導要領の改訂において、小学校、中学校に道徳の時間を特設して、道徳教育を徹底して行うようにしたり、教育課程の最低基準を示し、義務教育の水準の維持を図ったりした。
イ 多くの知識を教え込むことになりがちであった教育の基調を転換し、児童・生徒に自ら学び自ら考える力を育成することを重視した教育を行うことが必要との観点から、総合的な学習の時間の創設のほか、各教科において体験的な学習や問題解決的な学習の充実を図った。
ウ 知識・技能の習得と思考力・判断力・表現力等の育成のバランスを重視することなどを基本方針とし、小学校の国語、社会、算数及び理科、中学校の国語、社会、数学、理科及び外国語の授業時数を増加するとともに、小学校第5学年及び第6学年に外国語活動を新設した。
エ 我が国の文化と伝統を尊重する態度の育成を重視するとともに、世界の文化や歴史についての理解を深め、国際社会に生きる日本人としての資質を養うことなどを方針とし、小学校第1学年及び第2学年に生活科を新設した。
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問題
公立学校教員採用選考試験(教職教養) 令和6年度(R7年度採用) 問25(共通問題 問25) (訂正依頼・報告はこちら)
学習指導要領の改訂に関する次の記述ア〜エを、改訂された年代の古いものから順に並べたものとして適切なものは、下のうちのどれか。
ア 学校教育法施行規則を改正し、学習指導要領は教育課程の基準として文部大臣が公示するものであると改めた。また、学習指導要領の改訂において、小学校、中学校に道徳の時間を特設して、道徳教育を徹底して行うようにしたり、教育課程の最低基準を示し、義務教育の水準の維持を図ったりした。
イ 多くの知識を教え込むことになりがちであった教育の基調を転換し、児童・生徒に自ら学び自ら考える力を育成することを重視した教育を行うことが必要との観点から、総合的な学習の時間の創設のほか、各教科において体験的な学習や問題解決的な学習の充実を図った。
ウ 知識・技能の習得と思考力・判断力・表現力等の育成のバランスを重視することなどを基本方針とし、小学校の国語、社会、算数及び理科、中学校の国語、社会、数学、理科及び外国語の授業時数を増加するとともに、小学校第5学年及び第6学年に外国語活動を新設した。
エ 我が国の文化と伝統を尊重する態度の育成を重視するとともに、世界の文化や歴史についての理解を深め、国際社会に生きる日本人としての資質を養うことなどを方針とし、小学校第1学年及び第2学年に生活科を新設した。
ア 学校教育法施行規則を改正し、学習指導要領は教育課程の基準として文部大臣が公示するものであると改めた。また、学習指導要領の改訂において、小学校、中学校に道徳の時間を特設して、道徳教育を徹底して行うようにしたり、教育課程の最低基準を示し、義務教育の水準の維持を図ったりした。
イ 多くの知識を教え込むことになりがちであった教育の基調を転換し、児童・生徒に自ら学び自ら考える力を育成することを重視した教育を行うことが必要との観点から、総合的な学習の時間の創設のほか、各教科において体験的な学習や問題解決的な学習の充実を図った。
ウ 知識・技能の習得と思考力・判断力・表現力等の育成のバランスを重視することなどを基本方針とし、小学校の国語、社会、算数及び理科、中学校の国語、社会、数学、理科及び外国語の授業時数を増加するとともに、小学校第5学年及び第6学年に外国語活動を新設した。
エ 我が国の文化と伝統を尊重する態度の育成を重視するとともに、世界の文化や歴史についての理解を深め、国際社会に生きる日本人としての資質を養うことなどを方針とし、小学校第1学年及び第2学年に生活科を新設した。
- ア → イ → ウ → エ
- ア → エ → イ → ウ
- イ → ウ → エ → ア
- イ → エ → ア → ウ
- エ → イ → ウ → ア
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この過去問の解説 (1件)
01
学習指導要領は約10年に1度改訂されており、日本中の学校での教育課程を編成する基準です。
主な改訂内容は、
昭和33~35年
「小・中学校で道徳を設置、高等学校で倫理・社会を必修科目として設置」
昭和43~45年
「時代の進展に対応した教育内容」
昭和52~53年
「ゆとりと充実が強調され、授業時数を1割削減,指導内容を大幅に削減」
平成元年
「生活科の新設、道徳教育の充実」
平成10~11年
「小学校3学年以上で総合的な学習の時間を新設」
平成20~21年
「授業時数の増加、小学校高学年で外国語活動を新設」
平成27年「道徳を特別の教科 道徳とする」です。
正解です。
ア「昭和33~35」、イ「平成10~11年」、
ウ「平成20~21年」、エ「平成元年」の内容に当てはまります。
各年の特徴的な改定内容は理解し、覚えておくといいと思います。
全文を覚えようとするのではなく、キーワードなどをしっかり覚えておけると問題にも取り組めると思います。主な内容は解説の冒頭に記載したので、自分でも一度調べてみてください。
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