給水装置工事主任技術者 過去問
令和2年度(2020年)
問26 (給水装置の構造及び性能 問27)
問題文
屋外で気温が著しく低下しやすい場所その他凍結のおそれのある場所に設置されている給水装置のうち、減圧弁、逃し弁、逆止弁、空気弁及び電磁弁にあっては、厚生労働大臣が定める耐久に関する試験により( ア )万回の開閉操作を繰り返し、かつ、厚生労働大臣が定める耐寒に関する試験により( イ )度プラスマイナス( ウ )度の温度で( エ )時間保持した後通水したとき、当該給水装置に係る耐圧性能、水撃限界性能、逆流防止性能及び負圧破壊性能を有するものでなければならないとされている。
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問題
給水装置工事主任技術者試験 令和2年度(2020年) 問26(給水装置の構造及び性能 問27) (訂正依頼・報告はこちら)
屋外で気温が著しく低下しやすい場所その他凍結のおそれのある場所に設置されている給水装置のうち、減圧弁、逃し弁、逆止弁、空気弁及び電磁弁にあっては、厚生労働大臣が定める耐久に関する試験により( ア )万回の開閉操作を繰り返し、かつ、厚生労働大臣が定める耐寒に関する試験により( イ )度プラスマイナス( ウ )度の温度で( エ )時間保持した後通水したとき、当該給水装置に係る耐圧性能、水撃限界性能、逆流防止性能及び負圧破壊性能を有するものでなければならないとされている。
- ア:1 イ:0 ウ:5 エ:1
- ア:1 イ:−20 ウ:2 エ:2
- ア:10 イ:−20 ウ:2 エ:1
- ア:10 イ:0 ウ:2 エ:2
- ア:10 イ:0 ウ:5 エ:1
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この過去問の解説 (2件)
01
いわゆる耐久性能試験の中の耐寒性能試験に関する記述です。
本肢が正解です。
この10万回という数は、弁を開いて閉じる動作を1回と数え、10万回の開閉回数が、最低でも2~3年程度に相当すると言われていることからきています。
日本でも寒い地域では-20度を下回る事があり、その環境下で耐えうる性能が求められます。
この-20度±2度というのは、寒冷地での冬の最低気温を想定したものです。
この1時間というのは、試験しようとしている給水用具の内部の温度を直接測定することができないため、試験する室内の温度を-20度±2度に設定して、1時間たてば、給水用具内部の温度も同じ温度に達するだろう、という理由から1時間が採用されています。
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02
適当な組み合わせを選択する問題です。
屋外で気温が著しく低下しやすい場所その他凍結のおそれのある場所に設置されている給水装置のうち、減圧弁、逃し弁、逆止弁、空気弁及び電磁弁にあっては、厚生労働大臣が定める耐久に関する試験により( 10 )万回の開閉操作を繰り返し、かつ、厚生労働大臣が定める耐寒に関する試験により( -20 )度プラスマイナス( 2 )度の温度で( 1 )時間保持した後通水したとき、当該給水装置に係る耐圧性能、水撃限界性能、逆流防止性能及び負圧破壊性能を有するものでなければならないとされている。
(ア)耐久性能試験の開閉操作回数:10万回
給水装置を構成する弁類は、長期間にわたり繰り返し使用されるため、所定の圧力下で10万回の開閉操作を繰り返した後も、構造上の異常や性能低下がないことが求められます。
(イ)耐寒性能試験の温度:-20
(ウ)耐寒性能試験の許容温度差:2
凍結のおそれのある場所を想定し、供試品(弁)の内部に水を満たした状態で低温試験槽内で−20度まで温度を降下させます。これは、一般的な寒冷地の最低気温を想定したものです。
(エ)耐寒性能試験の保持時間:1時間
供試品を規定の低温(−20度±2度)に達した後、その温度で1時間保持し、弁の内部の水を完全に凍結させます。この凍結状態からの解氷・通水後に、弁の性能が維持されているかを確認します。
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