給水装置工事主任技術者 過去問
令和元年度(2019年)
問48 (給水装置の概要 問48)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

給水装置工事主任技術者試験 令和元年度(2019年) 問48(給水装置の概要 問48) (訂正依頼・報告はこちら)

水道メーターに関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。

ア  水道メーターの遠隔指示装置は、中高層集合住宅や地下街などにおける検針の効率化、また積雪によって検針が困難な場所などに有効である。
イ  たて形軸流羽根車式水道メーターは、メーターケースに流入した水流が、整流器を通って、水平に設置された螺旋状羽根車に沿って流れ、羽根車を回転させる構造であり、よこ形軸流羽根車式に比べ損失水頭が小さい。
ウ  水道メーターは、各水道事業者により使用する形式が異なるため、設計に当たっては、あらかじめこれらを確認する必要がある。
エ  水道メーターの指示部の形態は、計量値をアナログ表示する直読式と、計量値をデジタル表示する円読式がある。
  • ア:正  イ:正  ウ:誤  エ:誤
  • ア:誤  イ:誤  ウ:正  エ:正
  • ア:正  イ:誤  ウ:正  エ:誤
  • ア:誤  イ:正  ウ:誤  エ:正

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

ア:正しい。
遠隔指示装置は、大規模商用施設のような場所にも用いられます。

イ:誤り。
たて形軸流羽根車式水道メーターの螺旋状羽根車は垂直に設置されています。
また、縦型は横型に比べて形状が複雑であるため損失水頭は大きくなりますが、小流量から大流量まで広範囲の軽量に適しています。

ウ:正しい。記述の通りです。

エ:誤り。
計量値をアナログ表示するのが円読式、デジタル表示するのが直読式になります。

参考になった数27

02

適当な組み合わせを選択する問題です。

選択肢3. ア:正  イ:誤  ウ:正  エ:誤

ア:正

遠隔指示装置は、検針員が現地に赴くことなく検針データを取得できるため、中高層集合住宅や地下街のように検針が困難な場所や、積雪など悪天候によって検針が難しい場合に非常に有効です。

 

イ:誤

「よこ形軸流羽根車式」は、メーターケースに流入した水流が整流器を通って水平に設置された螺旋状羽根車に沿って流れ、羽根車を回転させる構造であり、給水管とメーター内の水の流れが直線的であるため損失水頭が小さいです。

一方、「たて形軸流羽根車式」垂直に設置されているため、水の流れがメーター内で迂回するため損失水頭がやや大きくなります。

 

ウ:正

記述の通りです。

 

エ:誤

「直読式」は 、計量値を数字が並んだカウンターで表示するデジタル式です。

「円読式」は、 すべて円形の目盛りと針で数値を表示するアナログ式です。

参考になった数1