給水装置工事主任技術者 過去問
令和5年度(2023年)
問33 (給水装置計画論 問4)

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問題

給水装置工事主任技術者試験 令和5年度(2023年) 問33(給水装置計画論 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

直結式給水による25戸の集合住宅での同時使用水量として、次のうち、最も適当なものはどれか。

ただし、同時使用水量は、標準化した同時使用水量により計算する方法によるものとし、1戸当たりの末端給水用具の個数と使用水量、同時使用率を考慮した末端給水用具数、並び
に集合住宅の給水戸数と同時使用戸数率は、それぞれ表-1から表-3までのとおりとする。
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この過去問の解説 (2件)

01

直結式給水の同時使用量を計算式により求めています。25戸の使用を求めます。

1.給水用具1栓あたりの平均水量

2.1つの住居の同時使用水量

3.同時使用戸数

4.全体の同時使用水量

 

表ー1から、5栓の1分間の水を+と12+20+10+20+12=74L/分

74から5栓を割ります、74÷5=14.8L/分になります。

1栓あたり14.8L/分とします。

 

表ー2から5栓を見ると同時使用水量比は2.2

14.8×2.2=32.56L/分

1戸当たりの同時使用量は32.56L/分

 

表ー3から25戸を見ると21-30戸は70

70%を0.7Lとして、25×0.7=17.5L/分になります。

 

1戸あたりの水量

32.56×17.5=569.8L/分になります

 

1.2.3.4同時水量、平均水量、同時使用水量、全体の同時使用水量は

569.8L/分となり、570Lが正解です。

選択肢4. 570L/分

適当です。

まとめ

表は敬遠しがちですが、一度見方が分かればそれほど難しいものではないでしょう。ただ、1度か2度では分からないところもあると思いますので、何回か計算してみるとよいでしょう。

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02

表-1より、

給水用具の個数は5個で、1戸当たりの全使用水量は74(L/分)です。

 

表-2より、

給水用具個数5個あたりの同時使用水量比は2.2です。

 

ここで、「1戸の同時使用水量=(給水用具の全使用水量×同時使用水量比)/

給水用具総数」より、1戸の同時使用水量は(74(L/分)×2.2)/5個=32.56(L/分)になります。

 

表-3より、

戸数25戸の同時使用戸数率は70%です。

ここで、「集合住宅の同時使用水量=1戸の同時使用水量×戸数×同時使用戸数率」より、設問の集合住宅での同時使用水量=32.56(L/分)×25戸×0.7=569.8≒570(L/分)になります。

選択肢4. 570L/分

こちらが正答肢です。

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