看護師の過去問
第103回
午後 問139

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問題

看護師国家試験 第103回 午後 問139 (訂正依頼・報告はこちら)

転倒・転落するリスクの高い薬はどれか。
  • 去痰薬
  • 降圧薬
  • 抗菌薬
  • 消化酵素薬

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この過去問の解説 (3件)

01

1.×
 去痰薬の副作用は、発疹や掻痒感などの過敏症があります。

2.○
 降圧薬により血圧の低下が起こると、一時的に起立性低血圧となり立ちくらみを起こす危険があります。
 降圧薬の導入時はとくに、血圧の推移とともに転倒リスクがあることを念頭に入れ、移動の介助をします。

3.×
 抗菌薬の副作用は、下痢などの消化器症状、発疹などの過敏症、アナフィラキシーショックがあります。

4.×
 消化酵素薬の副作用は、発疹・発赤・かゆみなどの皮膚症状です。

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02

1.✖
去痰薬の主な副作用には消化器症状(嘔気・食欲不振)や過敏症に発疹があります。

2.〇
降圧薬は①Ca拮抗薬②アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬③ACE阻害薬④利尿薬⑤β遮断薬⑥α遮断薬など複数種類があります。そのうち代表的な副作用として、Ca拮抗薬にめまいやα遮断薬に立ち眩みがあります。

3.✖
抗菌薬の副作用には消化器症状(嘔気・下痢・食欲不振)やアナフィラキシーショックなどがあります。

4.✖
消化酵素薬の副作用には過敏症(くしゃみ・皮膚発赤など)があります。

参考になった数0

03

去痰剤、抗菌薬、消化酵素薬を内服することで転倒リスクは高くなりません。

降圧剤に関しては作用によって血圧が下がり過ぎてしまうおそれがあります。
その結果、たちくらみやふらつきをめねきますので転倒リスクがあがります。
ですので2.が適切となります。

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