看護師の過去問
第105回
午前 問80

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問題

看護師国家試験 第105回 午前 問80 (訂正依頼・報告はこちら)

立ち直り反射に関与するのはどれか。2つ選べ。
  • 視細胞
  • コルチ器
  • 圧受容器
  • 化学受容器
  • 頸筋の筋紡錘

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この過去問の解説 (3件)

01

立ち直り反射とは姿勢を保つ反射の一つです。姿勢が崩れたときに、反射的に全身が体を正しい位置に保とうとする反射のことです。
高い所から落下して着地する際に手足で立つ際に重要な役割を果たします。

1 . 視細胞
○正解
姿勢が崩れたと認識をするのに、目(視力)で認識します。よって、正解です。

2 . コルチ器
×不正解
内耳にあり、聴覚をつかさどる器官です。立ち直り反射には関与していないため、不正解です。

3 . 圧受容器
×不正解
圧受容器は圧力の変化に反応する受容器の総称です。皮膚や大動脈弓、心房、心室などにあります。立ち直り反射には関与していないので不正解です。

4 . 化学受容器
×不正解
化学物質の刺激を受け取る受容器で、味受容器、嗅受容器などがあります。立ち直り反射には関与していないので、不正解です。

5 . 頸筋の筋紡錘
○正解
筋紡錘は脊髄反射を介しての姿勢・運動の調節をします。姿勢が崩れたときには、頸筋の筋紡錘も体勢を戻そうとするので、立ち直り反射に関与します。よって、正解です。

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02

正解は1、5です。

立ち直り反射は姿勢反射の一種で、体が傾いた時に頭部や体幹を正しい位置に保とうとする反射のことです。迷路性、体性、頸筋性、視覚性に分類されます。

1.正解。

2.誤り。コルチ器は内耳の中、蝸牛管の内部にある有毛細胞を有する聴覚受容器です。

3.誤り。圧受容器は頸動脈洞や大動脈弓の壁にある圧力変化を感知する受容器です。血圧の調整を行うもので、姿勢反射には関与していません。

4.誤り。化学受容器には酸素分圧を感知する「末梢性」と二酸化炭素分圧を感知する「中枢性」が存在しています。呼吸の調整を行うものであり、姿勢反射には関与していません。

5.正解。

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03

立ち直り反射には視覚性、迷路性、体性、頸筋性の立ち直り反射があります。

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