危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問71

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問題

危険物 乙4の過去問/予想問題 問71 (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述で誤っているものはどれか。
  • 固体の危険物は、運搬容器の内容積の95%以下の収納率とすること。
  • 液体の危険物は、運搬容器の内容積の95%以下の収納率であって、かつ、55℃の温度において漏れないように十分な空間容積を有すること。
  • 危険物は、温度変化等により危険物が漏れないように運搬容器を密封して収納すること。ただし、温度変化等により危険物からのガスの発生によって運搬容器内の圧力が上昇するおそれがある場合は、発生するガスが毒性または引火性を有する等の危険性があるときを除き、ガス抜き口を設けた運搬容器に収納することができる。
  • 危険物は、転落し、または危険物を収納した運搬容器が落下し、転倒し、もしくは破損しないように積載すること。
  • 運搬容器は、収納口を上方に向けて積載すること。

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この過去問の解説 (4件)

01

2が誤りです。液体の危険物は、運搬容器の内容積の98%以下の収納率が必要です。

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02

2は、95%ではなく98%です。

危険物の規制に関する政令 第五章 運搬の基準

(積載方法)
第二十九条  積載方法の技術上の基準
一  危険物は、運搬容器に収納して積載すること。

 (危険物の規制に関する規則(運搬容器への収納)第四十三条の三)
一  危険物は、温度変化等により危険物が漏れないように運搬容器を密封して収納すること。ただし、温度変化等により危険物からのガスの発生によって運搬容器内の圧力が上昇するおそれがある場合は、発生するガスが毒性または引火性を有する等の危険性があるときを除き、ガス抜き口を設けた運搬容器に収納することができる。
二  危険物は、性質に適応した材質の運搬容器に収納すること。
三  固体の危険物は、運搬容器の内容積の95%以下の収納率とすること。
四  液体の危険物は、運搬容器の内容積の98%以下の収納率であって、かつ、55℃の温度において漏れないように十分な空間容積を有すること。
五  一つの外装容器には、類を異にする危険物を収納しないこと。

二  危険物は、運搬容器の外部に、危険物の品名、数量等を表示して積載すること。
危険物の規制に関する規則(運搬容器への収納)第四十三条の三
(表示) 第四十四条
一  危険物の品名、危険等級および化学名(第四類の危険物のうち水溶性の性状を有するものにあっては「水溶性」)
二  危険物の数量
三  収納する危険物に応じ、次に掲げる注意事項


4については、以下の通りです。

三  危険物は、転落し、または危険物を収納した運搬容器が落下し、転倒し、もしくは破損しないように積載すること。
四  運搬容器は、収納口を上方に向けて積載すること。
五  危険物は、日光の直射または雨水の浸透を防ぐため有効に被覆する該危険物の性質に応じて措置を講じて積載すること。
六  危険物は、総務省令で定めるところにより、類を異にするその他の危険物または災害を発生させるおそれのある物品と混載しないこと。
七  危険物を収納した運搬容器を積み重ねる場合においては、総務省令で定める高さ以下で、総務省令で定めるところにより積載すること。

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03

正解は2番です。

1番:正しい
危険物の規制に関する規則の第四十三条の三の三に記載されており、
正しい記述となります。

2番:誤り
危険物の規制に関する規則の第四十三条の三の四に、
液体の危険物は、運搬容器の内容積の九十八パーセント以下の収納率であつて、かつ、五十五度の温度において漏れないように十分な空間容積を有して運搬容器に収納すること。ただし、収納する危険物の品名、収納の態様等を勘案して告示で定める場合にあつては、この限りでない。
と記載されており、内容積の95%ではなく98%のため、誤りの記述となります。

3番:正しい
危険物の規制に関する規則の第四十三条の三の一に記載されており、
正しい記述となります。

4番:正しい
危険物の規制に関する政令の第二十九条三に記載されており、
正しい記述となります。

5番:正しい
危険物の規制に関する政令の第二十九条四に記載されており、
正しい記述となります。

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04

95%が誤り、正しくは98%です。

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