危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問100
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問題
危険物 乙4の過去問/予想問題 問100 (訂正依頼・報告はこちら)
2Paで24Lの理想気体を容器に入れたところ、内部の圧力が4Paとなった。この容器の容積として次のうち正しいものはどれか。ただし、理想気体の温度は変化しないものとする。
- 3 リットル
- 6 リットル
- 12 リットル
- 24 リットル
- 48 リットル
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この過去問の解説 (4件)
01
圧力が大きいと、ぎゅっと縮むので 体積は小さくなり、
圧力が小さいと、縮む力が弱くなり 体積は大きくなります。
気体の圧力と体積は
片方が大きくなれば もう片方が小さくなる
という反比例の関係にあります。
これを 「ボイルの法則」といい、
数式で表すと 次のようになります。
圧力 × 体積 = 一定
問題は、
圧力2Pa(パスカル)で 24L(リットル)の容器に収まっていた気体を
別の容器に移し替えたら、圧力は4Pa(パスカル)でした。
移し変えた容器は何リットルでしょう。
というものです。
もともと圧力 2Pa かけていたものを 4Pa にしたわけですから、
倍の力をかけて、ぎゅっと気体を押し込めた、とイメージできます。
これを 「ボイルの法則」を用いて 数値的に解くと
圧力 × 体積 = 一定
2 [Pa] × 24 [L] = 48
4 [Pa] × V [L] = 48
V = 48 ÷ 4 = 12
求める容積は 12 [L] となります。
2倍の圧力をかけたので、気体の体積は半分になります。
気体に温度変化がある場合は、
温度が高くなると 体積も大きくなるという
「シャルルの法則」も考える必要があります。
本問題では、温度変化はないものとしているので
「ボイルの法則」だけを 考えればよいわけです。
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02
2Paで24Lの理想気体を容器に入れると、内部の圧力が4Paになっています。すなわち内部の圧力が2倍(4 ÷ 2)になっています。
圧力は体積と反比例するので体積は0.5倍(1/2)になります。
24 × 0.5 = 12
よって12Lです。
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03
気体に関する法則
① ボイルの法則
温度が一定の時、体積Vは圧力Pに反比例する。 PV=一定 P1V1=P2V2
② シャルルの法則
圧力が一定の時、体積Vは絶対温度Tに比例する。 V/T=一定 V1/T1=V2/T2
③ ボイル・シャルルの法則
体積は、圧力に反比例し、温度に比例する。 PV/T=一定 P1V1/T1=P2V2/T2
④ 理想気体の状態方程式 PV=nRT
Pは圧力を表し、単位は(Pa)または(atm)、Vは体積を表し、単位は(L)です。
また、nはモル数で単位は(mol)です。
Rは気体定数で、圧力の単位が(Pa)のとき、R=8.31×103 (Pa・L/(K・mol))、圧力の単位が(atm)のとき、R=0.082 (atm・L/(K・mol))
ここで、T、T1、T2は絶対温度、t (℃) = T (K) + 273。
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04
一定温度において圧力と体積は反比例する。
(ボイルの法則)
P×V=P1×V1(変化前=変化後)
2Paで24Lの理想気体を容器に入れると内部の圧力が4Paになってた。
内部の圧力が2倍
圧力は体積と反比例するので体積は0.5倍(1/2)になります。
24 × 0.5 = 12
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