危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問168
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問題
危険物 乙4の過去問/予想問題 問168 (訂正依頼・報告はこちら)
軽油について誤っているものはどれか。
- 塩素酸ナトリウム、過塩素酸ナトリウム、過酸化水素、硝酸アンモニウムなどの酸化性物質との混触は、発火の危険性がある。
- 気温が0度以下であれば、液温が上昇しても引火しない。
- 燃焼により一酸化炭素などの有毒ガスが発生する。
- 皮膚、目に付着すると炎症を起こし、蒸気吸入により中毒症状を起こす。
- 水に溶けない。
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この過去問の解説 (4件)
01
気温に関わらず液温が引火点以上になれば引火します。
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02
・水に溶けない。
・ディーゼル車の燃料である。
・燃焼により一酸化炭素などの有毒ガスが発生する。
・液温が引火点以上になると、ガソリンと同様の引火の危険性がある。
・霧状の浮遊や繊維に染み込むなど、空気との接触面積が拡大すると危険性が増大する。
・蒸気は、低所に滞留しやすい。
・電気の不良導体で、流動等の際に静電気が発生しやすい。
・ガソリンとの混合は引火しやすくなる。
・塩素酸ナトリウム、過塩素酸ナトリウム、過酸化水素、硝酸アンモニウムなどの酸化性物質との混触は、発火の危険性がある。
・皮膚、目に付着すると炎症を起こし、蒸気吸入により中毒症状を起こす。
(火災予防・貯蔵取扱いの注意)
・火気は近づけない。また、火花を発生させる機械器具などを使用しない。
・貯蔵・取扱い場所の通風・換気をよくする。
・冷暗所に貯蔵し、容器は密栓する。
・川、下水溝などに流出させない。
・ガソリンと混合しない。
(消火の方法)
・消火剤:泡、強化液、二酸化炭素、粉末、ハロゲン化物
・消火効果:窒息消火
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03
気温に関係なく、軽油の液温が引火点以上になれば引火します。
1:正しい
軽油は塩素酸ナトリウム、過塩素酸ナトリウム、過酸化水素、硝酸アンモニウムなどの酸化性物質と反応して、発火する危険性があります。
2:誤り
引火は気温に関係なく、軽油の液温が引火点以上になれば引火します。
3:正しい
軽油は燃焼によって、一酸化炭素などの有毒ガスを発生します。
4:正しい
軽油は皮膚や目に付着すると炎症を起こします。蒸気の吸入により中毒症状を起こします。
5:正しい
軽油は水に溶けません。軽油は非水溶性液体に分類されます。
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04
1番:正しい
軽油は、第1類、第6類危険物のような酸化性物質と反応し、発火する恐れがあります。酸化性物質は化学式に酸素(O)が多く含まれているものが多く、過酸化、塩素酸、過塩素酸、硝酸などの名称がつく無機化合物が多いです。
2番:誤り
引火点とは点火源を近づけたときに火がつく最低液温のことであり、気温に関係なく液温が引火点以上になれば引火します。
3番:正しい
軽油の炭素数は10~20と高く、炭素数が増えると完全燃焼に必要な酸素量が多くなり不完全燃焼が起こりやすくなります。そのため、完全燃焼されなかったすすや一酸化炭素が発生しやすくなります。
4番:正しい
灯油や軽油は皮膚や、目に付着すると炎症を起こし、蒸気吸入により中毒症状を起こします。
5番:正しい
軽油は非水溶性液体に分類され、水に溶けません。
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