危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問205

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問題

危険物 乙4の過去問/予想問題 問205 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち誤っているものを選べ。
  • 製造所、貯蔵所または取扱所の所有者、管理者または占有者は、危険物保安監督者を定めたときは、遅滞なくその旨を市町村長等に届け出なければならない。これを解任したときも、同様とする。
  • 指定数量以上の危険物は、貯蔵所(「移動タンク貯蔵所」を含む。)以外の場所でこれを貯蔵し、または製造所、貯蔵所および取扱所以外の場所でこれを取り扱ってはならない。ただし、所轄消防長または消防署長の承認を受けて指定数量以上の危険物を、十日以内の期間、仮に貯蔵し、または取り扱う場合は、この限りでない。
  • 完成検査を受けようとする者は、その旨を市町村長等に申請しなければならない。
  • 政令で定める屋外タンク貯蔵所または移送取扱所の所有者、管理者または占有者は、政令で定める時期ごとに、当該屋外タンク貯蔵所または移送取扱所に係る構造および設備に関する事項で政令で定めるものが技術上の基準に従って維持されているかどうかについて、市町村長等が行う保安に関する検査を受けなければならない。
  • 製造所、貯蔵所または取扱所の所有者、管理者または占有者は、当該製造所、貯蔵所または取扱所の火災を予防するため、予防規程を定め、市町村長等に届け出なければならない。これを変更するときも、同様とする。

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この過去問の解説 (4件)

01

5は、「届出なければならない」ではなく「認可を受けなければならない」です。

消防法には届出、許可、承認、検査があります。また、「誰に届出や許可、承認、検査してもらうのか」や「届出の時期」も大切です。
簡単にまとめると以下のようになります。

【市町村長等に届出る項目】
(製造所等の譲渡)
(危険物の品名、数量または指定数量の倍数の届出)
(用途の廃止)
(危険物保安統括管理者の選任と解任)
(危険物保安監督者の選任と解任)

【市町村長等が許可する項目】
(設置許可)
(変更許可)

【消防署または消防署長の承認】
(仮貯蔵・仮取扱い)

【市町村長等の承認】
(仮使用)

【市町村長等の検査】
(完成検査)
(完成検査前検査 ・基礎および地盤 ・タンクの溶接部 ・タンクの水張試験または水圧試験)
(保安検査)

【市町村長等の認可】
(予防規程)

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02

正解は 5 です。

1:正しい
製造所、貯蔵所または取扱所の所有者、管理者または占有者は、危険物保安監督者を定めたときは、遅滞なくその旨を市町村長等に届け出なければなりません。これを解任したときも、同様です。

2:正しい
指定数量以上の危険物は、貯蔵所以外の場所でこれを貯蔵し、または製造所、貯蔵所および取扱所以外の場所でこれを取り扱ってはなりません。ただし、所轄消防長または消防署長の承認を受けて指定数量以上の危険物を、十日以内の期間、仮に貯蔵し、または取り扱う場合は、この限りではありません。

3:正しい
完成検査を受けようとする者は、その旨を市町村長等に申請しなければならなりません。

4:正しい
屋外タンク貯蔵所または移送取扱所の所有者、管理者または占有者は、政令で定める時期ごとに、当該屋外タンク貯蔵所または移送取扱所に係る構造および設備に関する事項で政令で定めるものが技術上の基準に従って維持されているかどうかについて、市町村長等が行う保安に関する検査を受けなければなりません。

5:誤り
予防規程については、「市町村長等に届け出なければならない」は誤りであり、「市町村長等の認可を受けなければならない」が正しいです。
製造所、貯蔵所または取扱所の所有者、管理者または占有者は、当該製造所、貯蔵所または取扱所の火災を予防するため、予防規程を定め、市町村長等の認可を受けなければなりません。これを変更するときも、同様です。

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03

5が誤りです。

予防規定に関しては市町村長等の認可を受けなければなりません。「届け出なければならない」ではありません。

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04

消防法第14条の2第1項より「政令で定める製造所、貯蔵所又は取扱所の所有者、管理者又は占有者は、当該製造所、貯蔵所又は取扱所の火災を予防するため、総務省令で定める事項について予防規程を定め、市町村長等の認可を受けなければならない。これを変更するときも、同様とする」となっており、届け出だけではなく、認可も必要となるので、5番が正解です。

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