危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問256

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問題

危険物 乙4の過去問/予想問題 問256 (訂正依頼・報告はこちら)

第四石油類の危険物の性状として、次のうち正しいものはどれか。

  • 霧状となって浮遊すると、危険性が高くなる。
  • 水より重い。
  • 電気の良導体である。
  • 水に溶けるものが多い。
  • 蒸気は空気より軽い。

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この過去問の解説 (3件)

01

第四石油類の性状は以下の通りです。

選択肢1. 霧状となって浮遊すると、危険性が高くなる。

霧状となって浮遊すると、危険性が高くなります。

選択肢2. 水より重い。

 水より「軽い」です。

選択肢3. 電気の良導体である。

電気の「不導体」です。

選択肢4. 水に溶けるものが多い。

 水に「溶けません」。

選択肢5. 蒸気は空気より軽い。

 蒸気は空気より「重い」です。

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02

各選択肢について補足事項とともに説明します。

選択肢1. 霧状となって浮遊すると、危険性が高くなる。

〇 霧状になる、あるいは布などにしみ込んだ状態では
 空気との接触面積が増えている状態ですから、引火しやすくなります。

選択肢2. 水より重い。

× 水より軽い(比重が1以下)物質が多いです。
水より重い(比重が1以上)にはグリセリンやクロロベンゼンがあります。
第四類の全てが該当するわけではないため、×になります。

選択肢3. 電気の良導体である。

× 電気の不導体であり、静電気が溜まりやすいことに注意が必要です。

選択肢4. 水に溶けるものが多い。

× 水に溶けないものの方が多いです。ガソリン、灯油、軽油などがあります。
水に溶けるものとしてはアセトンとアルコール類を覚えておくとよいです。

選択肢5. 蒸気は空気より軽い。

× 蒸気は空気より重い(蒸気比重が1以上)です。
液体の場合、水より軽い物質が多いことと混同しないように注意しましょう。

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03

正解は「霧状となって浮遊すると、危険性が高くなる。」です。

選択肢1. 霧状となって浮遊すると、危険性が高くなる。

正解です。

選択肢2. 水より重い。

誤りです。
水より軽い(液比重が1より小さい)物質が多いですが、
水より重い(液比重が1より大きい)物質もあります。

選択肢3. 電気の良導体である。

 誤りです。
水に溶けない物質は電気の不導体です。

選択肢4. 水に溶けるものが多い。

誤りです。
水に溶けない物質が多いですが、
水に溶ける物質もあります。

選択肢5. 蒸気は空気より軽い。

 誤りです。
蒸気は空気より重い(蒸気比重は1より大きい)です。

参考になった数30