危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問289

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問題

危険物 乙4の過去問/予想問題 問289 (訂正依頼・報告はこちら)

法令上、予防規程を定めなければならない製造所等として次のうち正しいものはどれか。
  • すべての製造所。
  • すべての移動タンク貯蔵所。
  • すべての販売取扱所。
  • すべての給油取扱所。
  • すべての屋外タンク貯蔵所。

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この過去問の解説 (4件)

01

予防規程を定めなければならない製造所等は
4 . すべての給油取扱所
です。このほか「すべての移送取扱所」も対象になります。

他の選択肢は次の点に誤りがあります。
1 . 製造所は「指定数量の10倍以上を取り扱う」場合に必要です。

2 . 移動タンク貯蔵所に予防規程は必要ありません。

3 . 販売取扱所に予防規程は必要ありません。

5 . 屋外タンク貯蔵所は「指定数量の200倍以上を取り扱う」場合に必要です。

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02

正解は、4です。

予防規程は、消防法第14条の2 、危険物の規制に関
する政令第 37 条に規定があります。

予防規程が必要な製造所等は次の通りです。
指定数量の倍数が10以上の製造所
指定数量の倍数が150以上の屋内貯蔵所
指定数量の倍数が200以上の屋外タンク貯蔵所
指定数量の倍数が100以上の屋外貯蔵所
すべての給油取扱所
すべての移送取扱所
指定数量の倍数が10以上の一般取扱所

選択肢には、「すべての」の記載があります。
予防規程が必要な製造所等で「すべての」条件が付
くのは、給油取扱所、移送取扱所です。

従って、正解は4です。

選択肢1~3、5は「すべての」の部分が誤りです。
1 . 誤りです。
正しくは、「指定数量の倍数が10以上」の製造所で
す。

2 . 誤りです。
移動タンク貯蔵所は予防規程を定める必要はありません。

3 . 誤りです。
販売取扱所は予防規程を定める必要はありません。

4 . 正解です。

5 . 誤りです。
正しくは、「指定数量の倍数が200以上」の屋外タンク貯蔵所です。

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03

正解は4です。

予防規程を定めなければならない施設は次の通りです。
a. 指定数量に規制のある施設…
 製造所、一般取扱所、屋内貯蔵所、屋外貯蔵所、屋外タンク貯蔵所
b. 指定数量に規制がない施設…
 給油取扱所、移送取扱所

「すべての」という文言が付くと、bの給油取扱所、移送取扱所が該当します。

各選択肢について補足事項とともに説明します。

1. × 誤りです。
   すべての製造所に予防規程が必要なわけではなく、
   指定数量によって異なります。

2. × 誤りです。
   移動タンク貯蔵所には予防規程は必要ありません。

3. × 誤りです。
   販売取扱所には予防規程は必要ありません。

4. 〇 正解です。
   すべての給油取扱所と移送取扱所が該当します。

5. × 誤りです。
   屋外タンク貯蔵所の場合は指定数量によって異なります。

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04

1.製造所は指定数量の倍数が10以上の場合のみ予防規定を定める必要があります。

2.移動タンク貯蔵所には予防規定を定める基準はありません。

3.販売取扱所には予防規定を定める基準はありません。

4.すべての給油取扱所には、予防規定を定める必要があります。

5.屋外タンク貯蔵所は、指定数量の倍数が200以上の場合のみ予防規定を定める必要があります。

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