危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問292
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問題
危険物 乙4の過去問/予想問題 問292 (訂正依頼・報告はこちら)
次の内、物質の物理変化として正しいものはどれか。
- 空気中に放置した鉄くぎが錆びる。
- 空気中に放置した黄りんが自然発火する。
- 紙が燃えて黒くなる。
- 木炭を加熱すると表面が赤くなる。
- 放置したドライアイスがなくなる。
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この過去問の解説 (4件)
01
物理変化と化学変化の違いを簡単に述べると以下のようになります。
・物理変化…形状や大きさ、状態が変化しますが、原子や分子のレベルから
見た本質は変化しません。
(例)水が氷や蒸気になることなどが該当します。
・化学変化…原子や分子のレベルで付いたり離れたりして、
性質の異なる別な物質に変化することです。
(例)酸化や化合が該当します。
次に、各選択肢について補足事項とともに説明します。
1. × 鉄くぎが錆びるのは鉄が酸素と反応して酸化鉄になることです。
したがってこれは化学反応です。
2. × 黄りんの自然発火も酸化に該当しますので、化学反応になります。
3. × 紙は燃えると主成分であるセルロースが酸化し、炭素(C)が残るため
黒くなります。 これは化学反応です。
4. × 木炭の燃焼は、木炭の成分である炭素(C)が酸化して
二酸化炭素(CO2)となる化学反応です。
この酸化反応による発熱で表面が赤くなって見えます。
5. 〇 ドライアイスは二酸化炭素分子が集まって固体になっているものです。
これを常圧で放置すると直接気体になって拡散し、やがて無くなります
(昇華です)。二酸化炭素分子の構造そのものは変わっていないので、
これは物理変化です。
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02
1 . 空気中に放置した鉄くぎが錆びるのは化学変化で
す。
2 . 空気中に放置した黄りんが自然発火するのは
化学変化です。
3 . 紙が燃えて黒くなるのは化学変化です。
4 . 木炭を加熱すると表面が赤くなるのは
化学変化です。
5 . 正解です。ドライアイスが昇華します。
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03
5 . 放置したドライアイスがなくなる。
です。
物理変化とは物質の性質は変わらず、外見だけが変化することをいいます。この場合は固体(ドライアイス)が気体(炭酸ガス)に昇華した状態です。
他の選択肢は次の点に誤りがあります。
1 . 鉄くぎが錆びる酸化は「化学変化」です。
2 . 黄りんの自然発火も酸化によるもので「化学変化」です。
3 . 紙が燃えて黒くなるのは熱分解で「化学変化」です。
4 . 木炭を加熱すると表面が赤くなるのは酸化によるもので「化学変化」です。
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04
2.燃焼では物質が酸素と化合し、別の物質に変化するという化学変化が起きています。
3.燃焼では物質が酸素と化合し、別の物質に変化するという化学変化が起きています。
4.木炭が加熱されると、酸素と反応して燃焼を起こします。化学変化が起きています。
5.個体の二酸化炭素であるドライアイスが、昇華によって、気体へと変わっているので、物理変化で正解です。
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