理容師の過去問
第27回
衛生管理技術 問20
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第27回 理容師国家試験 衛生管理技術 問20 (訂正依頼・報告はこちら)
消毒薬使用液(希釈液)の調製に関する次の記述のうち、法令の規定に適合しないものはどれか。
- 10%逆性石けん製剤の10mlを水990mlで希釈する。
- 15%両性界面活性剤製剤の5mlを水495mlで希釈する。
- 5%グルコン酸クロルヘキシジン製剤の1mlを水99mlで希釈する。
- 5%次亜塩素酸ナトリウム製剤の1mlを水999mlで希釈する。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (5件)
01
1. 10%逆性石けん製剤の10mlを水990mlで希釈する。 ○正しい
【式】10ml×10%÷1000ml=0.1%
2. 15%両性界面活性剤製剤の5mlを水495mlで希釈する。 ○正しい
【式】5ml×15%÷500ml=0.15%
3. 5%グルコン酸クロルヘキシジン製剤の1mlを水99mlで希釈する。 ○正しい
【式】1ml×5%÷100ml=0.05%
4. 5%次亜塩素酸ナトリウム製剤の1mlを水999mlで希釈する。 ×誤り
【式】1ml×5%÷1000ml=0.005%
次亜塩素酸ナトリウム製剤の希釈は0.1%や0.01%が正しい。
参考になった数7
この解説の修正を提案する
02
1 10%逆性石けん製剤10mlに含まれる逆性石けんは1ml。1ml÷1000ml=0.001。0.1%逆性石けん水溶液になります。
2 15%両性界面活性剤製剤5mlに含まれる両性界面活性剤は0.75ml。0.75ml÷500ml=0.0015。0.15%両性界面活性剤水溶液になります。
3 5%グルコン酸クロロヘキシジン製剤1mlに含まれるグルコン酸クロロヘキシジンは0.05ml。0.05ml÷100ml=0.0005。0.05%グルコン酸クロロヘキシジン水溶液になります。
4 5%次亜塩素酸ナトリウム製剤1mlに含まれる次亜塩素酸ナトリウムは0.05ml。0.05ml÷1000ml=0.00005ml。0.005%次亜塩素酸ナトリウム水溶液になります。
参考になった数7
この解説の修正を提案する
03
消毒薬調整時の一般的な計算方法は
原液ml×原液% = 使用液ml × 使用液%
で求められます。
選択肢4では、
次亜塩素酸ナトリウムの法令の規定は0.1%か0.01%の濃度に10分間消毒と定められています。
計算して、0.1%か0.01%になればよいので、上記の式に当てはめ右辺と左辺が合っていれば正解です。
1ml×5%=1000ml×0.1 が成り立たないので誤りです。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
04
1逆性せっけんの法定濃度は0.1%。計算して0.1%になればよい。
10ml×10%÷1000ml=0.1% 正解
2両性界面活性剤の規定濃度は0.1%。計算して0.1%になればよい。
5ml×15%÷500ml=0.15%
0.1%より多いので正解
3グルコン酸クロルヘキシジンの規定濃度は0.05%。計算して0.05%になればよい。
1ml×5%÷100ml=0.05% 正解
4次亜塩素酸ナトリウム水溶液の規定濃度は0.01%か0.1%。計算して0.01%か0.1%になればよい。
1ml×5%÷1000ml=0.005% 誤り
参考になった数2
この解説の修正を提案する
05
4:次亜塩素酸ナトリウム製剤は0.1%または0.01%が正しい希釈です。
1mlを999mlで希釈すると0.005%になるため、誤りです
参考になった数2
この解説の修正を提案する
前の問題(問19)へ
第27回問題一覧
次の問題(問21)へ