理容師の過去問
第27回
衛生管理技術 問19
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問題
第27回 理容師国家試験 衛生管理技術 問19 (訂正依頼・報告はこちら)
化学的消毒法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 消毒用の界面活性剤(逆性石けん、両性界面活性剤)は、毒性が弱く、有機物(汚れ)が存在していても効力は低下しない。
- 血液が付着したか又はその疑いのある器具を消毒するための次亜塩素酸ナトリウム水溶液の濃度は、0.01%以上である。
- グルコン酸クロルヘキシジンは、主剤濃度が5%(赤桃色に着色)の製剤と20%(無色)の製剤があり、どちらも0.05%以上の水溶液で用いることができる。
- 81.4%以上のエタノール水溶液であれば、綿又はガーゼに含ませて血液が付着した器具の表面を拭う方法を適用できる。
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この過去問の解説 (4件)
01
1 消毒用の界面活性剤(逆性石けん、両性界面活性剤)は、毒性が弱く、有機物(汚れ)が存在すると効力が低下します。
2 血液が付着したか又はその疑いのある器具を消毒するための次亜塩素酸ナトリウム水溶液の濃度は、0.1%以上です。
3 グルコン酸クロルヘキシジンは、主剤濃度が5%(赤桃色に着色)の製剤と20%(無色)の製剤があり、どちらも0.05%以上の水溶液で用いることができます。
4 76.9%〜81.4%以上のエタノール水溶液であれば、綿又はガーゼに含ませて血液が付着した器具の表面を拭う方法が適用できます。
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02
1 .消毒用の界面活性剤(逆性石けん、両性界面活性剤)は、毒性が弱く、有機物(汚れ)が存在していても効力は低下しない。 ×誤り
→有機物(汚れ)が存在していたら効力が低下する。
2 .血液が付着したか又はその疑いのある器具を消毒するための次亜塩素酸ナトリウム水溶液の濃度は、0.01%以上である。 ×誤り
→血液が付着したか又はその疑いがある場合は、次亜塩素酸ナトリウム水溶液の濃度は「0.1%以上」で10分間浸さなければならない。
3 .グルコン酸クロルヘキシジンは、主剤濃度が5%(赤桃色に着色)の製剤と20%(無色)の製剤があり、どちらも0.05%以上の水溶液で用いることができる。 ○正しい
4 .81.4%以上のエタノール水溶液であれば、綿又はガーゼに含ませて血液が付着した器具の表面を拭う方法を適用できる。 ×誤り
→76.9v/v%~81.4v/v%のエタノール水溶液に10分間以上浸さなければならない。
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03
1は、「効力は低下しない」というのが誤り
2は「0.01以上」が誤りで正しくは「0.1以上」です
4は「81.4以上」というのが誤りで正しくは「76.9〜81.4%」です
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04
1→消毒用界面活性剤は、有機物(汚れ)が残っていると効力を発揮しません。
2→血液付着・もしくはその疑いのある器具の消毒で使用する次亜塩素酸ナトリウム水溶液の濃度は0.1%です。
4→エタノール水溶液は、76.9~81.4%の濃度において消毒効果を発揮します。
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