理容師の過去問
第28回
衛生管理技術 問20
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問題
第28回 理容師国家試験 衛生管理技術 問20 (訂正依頼・報告はこちら)
血液の付着していない、あるいはその疑いのない皮膚に接する器具の消毒薬使用液(希釈液)の調製に関する次の記述のうち、使用液濃度として適合しないものはどれか。
- 10%逆性石けん製剤5mlを水495mlで希釈する。
- 15%両性界面活性剤製剤10mlを水990mlで希釈する。
- 5%グルコン酸クロルヘキシジン製剤1mlを水499mlで希釈する。
- 6%次亜塩素酸ナトリウム製剤20mlを水1180mlで希釈する。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 10%の逆性石けん製剤5mlに含まれる逆性石けんは、0.5ml。0.5ml÷逆性石けん溶液500ml=0.001。よって0.1%逆性石けん溶液になります。
2 15%両面界面活性剤製剤10mlに含まれる両面界面活性剤は、1.5ml。1.5ml÷両面界面活性剤溶液1000ml=0.0015。よって0.15%両面界面活性剤溶液になります。
3 5%グルコン酸クロルヘキシジン製剤1mlに含まれるグルコン酸クロルヘキシジンは、0.05ml。0.05ml÷グルコン酸クロルヘキシジン溶液500ml=0.0001。よって0.01%グルコン酸クロルヘキシジン溶液になり濃度が薄すぎます。
4 6%次亜塩素酸ナトリウム製剤20mlに含まれる次亜塩素酸ナトリウムは、1.2ml。1.2ml÷次亜塩素酸ナトリウム溶液1200ml=0.001。よって0.1%次亜塩素酸ナトリウム溶液になります。
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02
適合しないものを選ぶので他は正解です。
0.05ml ÷ 500ml = 0.0001
0.0001 × 100(分率) = 0.01(%)
グルコン酸クロルヘキシジン0.01%は血液なしの消毒に使えます。
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03
5%のグルコン酸クロルヘキシジン製剤1mlに含まれるグルコン酸クロルヘキシジンの量は、5/100で0.05mlになります。
0.05ml÷500ml=0.0001
このように、0.01%の溶液となります。これでは濃度が薄すぎて適合しません。
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