理容師の過去問
第29回
理容の物理・化学 問34
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問題
第29回 理容師国家試験 理容の物理・化学 問34 (訂正依頼・報告はこちら)
化学結合に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a.共有結合では、原子間で、それぞれの不対電子を共有している。
b.イオン結合は、陽イオンと陰イオンの電気的な引力による結合である。
c.塩化カルシウムは、塩化物イオンとカルシウムイオンが1:1の比でイオン結合している。
d.水分子は無極性分子、水素分子は極性分子である。
a.共有結合では、原子間で、それぞれの不対電子を共有している。
b.イオン結合は、陽イオンと陰イオンの電気的な引力による結合である。
c.塩化カルシウムは、塩化物イオンとカルシウムイオンが1:1の比でイオン結合している。
d.水分子は無極性分子、水素分子は極性分子である。
- aとb
- bとc
- cとd
- aとd
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この過去問の解説 (3件)
01
cとdは誤った文章です。
a.共有結合では、原子間で、それぞれの不対電子を共有しています。
→言い変えると・・・原子にはそれぞれ電子と呼ばれるものを持っており、原子たちが電子を共有することでひっつきあう(結合する)現象を共有結合といいます。
b.イオン結合は、陽イオンと陰イオンの電気的な引力による結合のことです。磁石のS極とN極と似たような関係です。
c.塩化カルシウムは、塩化物イオンとカルシウムイオンが2:1の比で結合しています。
d.水分子は極性分子、水素分子は無極性分子です。
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02
a 共有結合では、原子間で、それぞれの不対電子を共有している。
b イオン結合は、陽イオンと陰イオンの電気的な引力による結合である。
c 塩化カルシウム(CaCl2)は、塩化物イオンとカルシウムイオンが2:1の比でイオン結合している。
d 水分子は極性分子、水素分子は無極性分子である。
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03
c、dは誤りです。
c→塩化カルシウムは、塩化物イオンとカルシウムイオンが2:1で結合しています。
d→水分子のように分子内で生じる電気のかたよりを極性といい極性をもつ分子を極性分子といいます。水素のようにもたない分子を無極性分子といいます。
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