理容師の過去問
第30回
理容の物理・化学 問35
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問題
第30回 理容師国家試験 理容の物理・化学 問35 (訂正依頼・報告はこちら)
香粧品に用いられる色材に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 酸化亜鉛や酸化チタンは、体質顔料である。
- カオリンやマイカは、光輝性顔料である。
- 酸化クロムやグンジョウは、着色顔料である。
- β-カロチンは、タール色素である。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 酸化亜鉛、酸化チタンは白色顔料です。
2 カオリンマイカは体質顔料です。
3 酸化クロム、グンジョウは着色顔料です。
4 β−カロチンは、自然色素です。
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02
1酸化亜鉛・酸化チタンは白色顔料です。
酸化チタンは日焼け止め化粧品の紫外線散乱剤に使用され、酸化亜鉛は収れん・消炎作用があるのでカラミンローションの収れん剤に用いられます。
2カオリンやマイカは体質顔料です。
体質顔料は着色顔料を希釈・展色・粉末製品の展延性を良くするのに用いられます。
4Bカロチンは人参が原料の天然色素です。
タール色素は法定色素ともよばれ、染料・顔料・レーキがあります。
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03
正解は3です。
1 . 酸化亜鉛や酸化チタンは、白色顔料です。
酸化亜鉛・・・収れん作用や消炎作用があります。
酸化チタン・・・皮膚への吸着が良いのでファンデーションやおしろい類に用いられます。
2 . カオリンやマイカは、体質顔料です。
カオリン・・・白陶土ともいいファンデーションやおしろい類、パックに用いられます。
マイカ・・・雲母ともいい、固形おしろいに用いられます。
3 . 酸化クロムやグンジョウは、着色顔料です。
アイシャドーなどに用いられます。
酸化クロム・・・緑色
グンジョウ・・・青
4 . β-カロチンは、植物から採取される天然色素です。高価なため、香粧品に用いられるのは少ないです。
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