理容師の過去問
第31回
感染症 問15
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問題
第31回 理容師国家試験 感染症 問15 (訂正依頼・報告はこちら)
後天性免疫不全症候群(エイズ)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 病原体は、ウイルスである。
- 感染後、数日の潜伏期間を経て、ほぼ100%の人が発症する。
- 現在のところ、有効なワクチンはない。
- 病原体は、感染者の血液や精液などに含まれている。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 病原体は、ヒト免疫不全ウィルス(HIV)です。
2 感染後、発症しない場合もあります。
3 現在のところ、有効なワクチンはありません。
4 病原体は、感染者の血液や精液などに含まれます。
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02
×「数日の潜伏期間」
→感染後、数か月から約五年の潜伏期間を経ます。
×「100%の人」
→10~30%の人が発病します。
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03
答えは2です。
【後天性免疫不全症候群】とは、
病原体はヒト免疫不全ウイルスで、免疫細胞に感染します。
感染経路は性感染、母子感染、血液感染があります。
潜伏期間は2~4週間で風邪に似た症状が出ますが、その後症状は落ち着き、5~10年間無症状期間を経て、免疫力低下症状が出ます。
1、
病原体は、ヒト免疫不全ウイルスです。
よって、正しいです。
2、
感染後、100%の人が発症することはありません。
よって、(ほぼ100の人が発症する)→(全員は発症しません)の間違いです。
3、
ワクチンはまだ開発されてありません。
予防は、感染経路である性感染を防ぐことと、血液感染を防ぐことなります。
よって、正しいです。
4、
感染経路は、性感染、母子感染、血液感染になります。
病原体が、血液と精液にいるためです。
よって、正しいです。
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