理容師の過去問
第32回
衛生管理技術 問17

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問題

第32回 理容師国家試験 衛生管理技術 問17 (訂正依頼・報告はこちら)

消毒用エタノールに関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a  エタノールは、76.9%~81.4%のものを使用する。
b  エタノールは、手指の消毒の他に、刃物類の消毒に適している。
c  血液が付着した器具の消毒は、エタノールに5分間浸す。
d  エタノールは、ほかの消毒薬と反応する場合があるので、単独で用いなければならない。
  • aとb
  • bとc
  • cとd
  • aとd

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 1 です。

cの場合:血液が付着した器具の消毒は、エタノールに「10分間」浸します。
dの場合:エタノールは他の消毒液に反応することはないため、混ぜて使うことも可能です。

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02

答えは1です。

【消毒用エタノール】とは、
76.9~81.4%の濃度で、無色透明で、揮発性がある消毒薬です。

・消毒方法
①かみそりと血液の付着した疑いのある器具
10分間以上、器具を浸します。
②その他の器具
ガーゼや脱脂綿に消毒用エタノールを含ませて、拭きます。

・ゴムや一部のプラスチック類を溶かします。
・ほかの消毒薬とは反応しないので、混ぜて使用することが出来ます。
・細菌、ウイルス、結核菌に効果があります。


a、
消毒用エタノールは、76.9%~81.4%の濃度です。
よって、正しいです。

b、
消毒方法は2通りあります。
1つは、血液の付着した疑いのある器具は、10分間以上浸します。
1つは、それ以外の器具は、ガーゼなどに含み、拭きます。
他にも、手指消毒、机や椅子をガーゼなどに含み拭くことも出来ます。
よって、正しいです。

c、
血液に付着した器具の消毒は、消毒用エタノールに10分間以上浸します。
よって、(5分間)→(10分間以上)の間違いです。

d、
消毒用エタノールは、他の消毒薬と反応しません。
他の消毒薬と混ぜて使用することが出来ます。
よって、(ほかの消毒薬と反応する場合があるので、単独で用いなければならない)→(ほかの消毒薬と反応しないので、混ぜて使用することができる)の間違いです。

正しいのは、aとbなので、1が正解になります。

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03

a エタノールは、76.9%~81.4%のものを使用します。

b エタノールは、手指の消毒の他に、刃物類の消毒に適しています。

c 血液が付着した器具の消毒は、エタノールに10分間浸します。

d エタノールは、ほかの消毒薬と混ぜて使うことも可能です。

質問は、正しい記述の組み合わせを聞いているので、 1 が正解です。

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