理容師の過去問
第32回
人体の構造及び機能 問25

正解は　2　です。

1.アドレナリンは、副腎髄質より分泌されるホルモンです。ストレス反応の中心的役割を果たします。
3.パラトルモンは、副甲状腺から分泌されるホルモンです。血液中のカルシウム濃度を増加させます。
4.サイロキシンは、甲状腺ホルモンの一種です。代謝量の制御に関わり、成長に影響を及ぼすものです。

答えは２です。

１、
アドレナリン（副腎髄質から分泌）
神経伝達物質の一つです。
分泌されると、心拍数や血圧が上昇して、血糖値を上げるなど、交感神経が優位になります。
よって、違います。

２、
インスリン（膵臓から分泌）
血糖値を調整する役割があります。
食事によって血液中のブドウ糖が増えると、膵臓からインスリンが分泌され、その働きによりブドウ糖は筋肉などへ送り込まれ、エネルギーとして利用されます。
インスリンが十分に分泌されないと、血液中のブドウ糖が増え、糖尿病になります。
よって、これが正しいので、正解になります。

３、
パラトルモン（副甲状腺から分泌）
血液中のカルシウム濃度を調整します。
よって、違います。

４、
サイロキシン（甲状腺から分泌）
細胞の代謝が促進されます。
交感神経が優位になります。
よって、違います。

正解は、　２　です。

１アドレナリンは、副腎髄質より分泌されるホルモンです。質問は、糖尿病に関係するものはどれか聞いているので、不正解です。

２インスリンは、最も糖尿病に関係するホルモンです。質問は、糖尿病に関係するものはどれか聞いているので、　２　が正解です。

３パラトルモンは、副甲状腺から分泌されるホルモンです。質問は、糖尿病に関係するものはどれか聞いているので、不正解です。

４サイロキシンは、甲状腺ホルモンです。質問は、糖尿病に関係するものはどれか聞いているので、不正解です。