理容師の過去問
第32回
皮膚科学 問30
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問題
第32回 理容師国家試験 皮膚科学 問30 (訂正依頼・報告はこちら)
皮膚疾患と関連の深い因子に関する次の組合せのうち、正しいものはどれか。
- 肝斑( シミ ) ─── 真菌( カビ )
- 癤 ─── 細菌( 化膿菌 )
- 単純性疱疹( 単純性ヘルペス ) ─── シラミ
- 尋常性毛瘡( カミソリカブレ ) ─── ヒゼンダニ
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この過去問の解説 (3件)
01
1:肝斑(シミ)ー女性ホルモンのバランス
3:単純性疱疹(単純性ヘルペス)ー単純性疱疹ウイルス
4:尋常性毛瘡(カミソリカブレ)ー化膿菌
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02
1、
肝斑(かんぱん)
別名、シミと言います。
顔の中心を軸に左右対称にできます。
色素異常の皮膚疾患です。
よって、組合せは違います。
2、
癤(せつ)
別名、おできと言います。
毛包や毛包周辺が黄色ブドウ球菌などの細菌感染でおきます。
細菌による皮膚疾患です。
よって、組み合わせが正しいので、これが正解です。
3、
単純性疱疹(たんじゅんせいほうしん)
別名、単純性ヘルペスと言います。
口唇や性器周囲に出ることが多く、水疱や皮膚の違和感があります。
ウィルスによる皮膚疾患です。
よって、組合せは違います。
4、
尋常性毛瘡(じんじょうせいもうそう)
別名、カミソリカブレと言います。
ひげの生える部分の毛包に、黄色ブドウ球菌が炎症をおこします。
細菌による皮膚疾患です。
よって、組合せは違います。
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03
正解は、 2 です。
1 肝斑( シミ )は、原因がはっきりしていません。紫外線、化粧、妊娠、女性ホルモンのえいきょうだという説があります。質問は、正しい組み合わせを聞いているので、不正解です。
2 癤は、細菌( 化膿菌 )が、関連の深い因子です。質問は、正しい組み合わせを聞いているので、 2 が正解です。
3 単純性疱疹( 単純性ヘルペス )は、単純性疱疹ウイルス が、関連の深い因子です。体調の悪いときに再発しやすいです。質問は、正しい組み合わせを聞いているので、不正解です。
4 尋常性毛瘡( カミソリカブレ )は、化膿菌 が、関連の深い因子です。早めに適切な治療を受けます。質問は、誤っている記述を聞いているので、不正解です。
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