理容師の過去問
第32回
理容理論 問41

正解は4です。

「 刈込み用シザーズの刃線は、抵抗が少なくて楽に切れる（ 柳刃 ）がよく、半径（ 800 ）mmの外曲状の刃線形態になっている。（ 直線刃 ）は抵抗が大きく疲労しやすい。」

※断髪用に使用するシザーズの刃線形態は直線刃がよいです。

カッティングに使用する刈込み用シザーズに関する問題です。

正しい選択肢は以下の通りです。

刈込み用シザーズの刃線は、抵抗が少なくて楽に切れるA柳刃がよく、半径B800mmの外曲状の刃線形態になっている。C直線刃は抵抗が大きく疲労しやすい。

正解は　4 です。


×1 . 笹刃は、刃線の丸みが特徴です。
シザーズの中で1番丸みがあると言えます。
ドライカットに適していると言われています。


×2 . 鎌刃は、刃線の凹みが特徴です。
毛を捕まえやすい点からセニングに適していると言われていますが、研ぎ方に問題があった場合にも刃線が鎌のような形状になる事から特殊なシザーズと言えそうです。


×3 . 直線刃は、刃線の直線が特徴です。
真っ直ぐなカット、また負担なくカットできる点から初心者向けと言われています。


〇4 . 柳刃は、刃線の緩やかな曲線が特徴です。
今回の問題は刈り込みに適したシザーズなので毛を逃さず楽に切れる柳刃が、記載されている此方が正解となります。


※ 刃線…刃の形状を指します。