理容師の過去問
第34回
感染症 問12

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

第34回 理容師国家試験 感染症 問12 (訂正依頼・報告はこちら)

微生物に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a  カビのなかには、人間に有益にはたらくものがある。
b  スピロヘータの形は球形である。
c  発しんチフスリケッチアの大きさは、結核菌より大きい。
d  ウイルスの形は、球形、円筒形などいろいろある。
  • aとb
  • bとc
  • cとd
  • aとd

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

bスピロヘーターの学名の由来は、『コイル状の髪』です。らせん状になっている点が特徴です。
このため、まず、(1)と(2)は間違いです。

c病原体微生物の大きさは、原虫>真菌>一般細菌>リッチケア>クラミジア>ウイルス>プリオンの順で小さくなります。
結核菌は細菌群なので、発しんチフスリッチケアの大きさは結核菌より小さいです。
よって、(3)は間違いです。

以上のことから、(4)のaとdが正しいです。
aカビの種類によっては、食品や医療に使われるものもあります。
dウイルスの形にはいろいろあります。細菌には、球状、桿状、らせん状のものがあります。

参考になった数4

02

正解は 4 です。

b:スピロヘータの形は「らせん状」である。
c:発しんチフスリケッチアの大きさは、結核菌より「小さい」です。ウイルスよりは大きいです。

参考になった数2

03

正解は4です。

カビの中には、チーズづくりに用いられるアオカビや日本酒や醤油、味噌などの醸造に用いられるニホンコウジカビなど人間にとって有益なものもあります。

aは正しい説明です。

梅毒の原因菌であるトレポネーマも属するスピロヘータは、糸状で屈曲性のあるらせん状の形態をしています。

bは誤った説明です。

発疹チフスの原因菌であるリケッチアの大きさは0.5~2.0μmで、結核の原因菌である細菌0.5~10μmと比べるとリケッチアの方が小さいと言えます。

cも誤った説明です。

ウイルスには球状正面体桿菌様体棒状体などさまざまな形状のものがあります。

dは正しい説明です。

aとdが正しい組み合わせとなります。

参考になった数0