理容師の過去問
第34回
衛生管理技術 問19

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問題

第34回 理容師国家試験 衛生管理技術 問19 (訂正依頼・報告はこちら)

消毒薬の特徴と使用方法に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a  逆性石けんによる消毒は、0.1%以上の水溶液に5分間浸しておく。
b  両性界面活性剤は、普通の石けんと併用すると沈殿を起こし、消毒力が低下する。
c  次亜塩素酸ナトリウムは、日光に比較的不安定なため、密栓して冷暗所に保存する。
d  両性界面活性剤は、血液が付着している器具の消毒に使用できる。
  • aとb
  • bとc
  • cとd
  • aとd

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この過去問の解説 (3件)

01

a逆性石けん液による消毒は、0.1%〜0.2%の中に10分間以上浸す必要があります。このため、(1)と(4)は間違いです。

d血液が付着している器具の消毒として定められているのは、煮沸消毒、エタノール消毒、次亜塩素酸ナトリウム消毒です。よって、(3)は間違いです。

以上のことから、bとcの(2)が正しいです。

b両性界面活性剤は、普通の石けんと併用すると沈殿を起こして消毒力が低下します。また、有機物が付着していても消毒力が低下します。
c次亜塩素酸ナトリウムは、日光と熱によって分解されると効力が弱くなるため、必ず密栓して冷暗所に保存します。

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02

正解は 2 です。
正しくは以下のとおりです。

a:逆性石けんによる消毒は、0.1%以上の水溶液に「10分以上」浸しておく。
d:両性界面活性剤は、血液が付着している器具の消毒に使用「できない」

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03

正解は2です。

逆性石けんによる消毒は、0.1%以上の水溶液に10分間以上浸す必要があります。

aは誤った説明です。

両性界面活性剤は、普通の石けんと併用すると沈殿生じてしまい消毒力が低下してしまいます。

bは正しい説明です。

次亜塩素酸ナトリウムは、光や熱で分解されてしまうので冷暗所で密栓して保管する必要があります。

cも正しい説明です。

両性界面活性剤は、カミソリとカミソリ以外の器具で血液が付着している又はその疑いのあるものの消毒には適していません。

dは誤った説明です。

bとcが正しい組み合わせです。

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