理容師の過去問
第34回
理容の物理・化学 問39
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問題
第34回 理容師国家試験 理容の物理・化学 問39 (訂正依頼・報告はこちら)
香粧品に用いられる色材とその分類に関する次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
- 酸化鉄 ──── 着色顔料
- 雲母チタン ── 光輝性顔料
- タルク ──── 体質顔料
- 亜鉛華 ──── 天然色素
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この過去問の解説 (3件)
01
着色顔料ー酸化鉄、カーボンブラック、グンショウ、コンジョウ、酸化クロム、水酸化クロム、マンガンバイオレット
(2)は正しいです。
光輝性顔料ー雲母チタン
(3)は正しいです。
体質顔料ータルク、カオリン、マイカ、セリサイト
(4)は間違いです。
天然色素ーβカロチン、パプリカ色素(カプサンチン)、クチナシ色素(クロシン)、水溶性アナトー(ビキシン)、ベニバナ赤(カルサミン)、ベニバナ黄(サフラーイエロー)、コチニール(カルミン酸)、シコニン(紫根色素)、クロロフィル(葉緑素)、ラッカイン酸
*白色顔料ー酸化チタン、酸化亜鉛
亜鉛華とは酸化亜鉛のことです。
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02
亜鉛華は天然色素ではありません。亜鉛を酸化させたもののことになります。
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03
正解は4です。
酸化鉄は赤色や黒色の着色顔料で、おしろいやファンデーション類、口紅やアイメイク用香粧品などに使用されます。
1は正しい説明です。
雲母チタンは、 薄片状雲母の表面に二酸化チタン層を形成させた光輝性顔料で、メイクアップ用香粧品などに使用されます。
2も正しい説明です。
タルクは、層状鉱物の滑石(タルク)をパウダー状にした体質顔料で、おしろいやベビーパウダー、タルカムパウダーなどに使用されます。
3も正しい説明です。
亜鉛華は亜鉛を酸化させた白色顔料で、収れん作用や消炎作用があり、ファンデーションなどに使用されます。
4が誤った説明です。
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