理容師の過去問
第35回
感染症 問15
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問題
第35回 理容師国家試験 感染症 問15 (訂正依頼・報告はこちら)
血液を介して感染する感染症に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- B型肝炎では、このウイルスを保有している偲親から子への垂直感染がある。
- ヒト免疫不全ウイルス( HIV )感染の判定は、感染後、数日たてば抗体検査で可能となる。
- 後天性免疫不全症候群( エイズ )は、各種の治療薬が開発され、現在では完治する感染症となっている。
- 梅毒の病原体は、梅毒ウイルスである。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は1です。
B型肝炎ウイルス(HBV)によって起こる感染症「B型肝炎」の感染経路は、感染している母親から生まれた子供への垂直感染と、それ以外の水平感染の2通りです。
1が正しい説明です。
ヒト免疫不全ウイルス( HIV )の感染判定は、感染後6~8週間たてば抗体検査で判定可能となります。
2は誤った説明です。
後天性免疫不全症候群(エイズ)に関しては、現在もHIVの増殖を抑えて免疫力を維持することは可能ですが、HIVを完全に取り除く、つまり完治することはできません。
3も誤った説明です。
梅毒は、梅毒トレポネーマと言う細菌によって起こる感染症です。
4も誤った説明です。
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02
正解は1です。
1.設問の通り、B型肝炎にはウイルス(HBV)を保有している母親から子への垂直感染(母子感染)があります。
2.ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染の判定は、感染後、約4週間は抗体検査を受けても陰性になる可能性があるので間違いです。
3.後天性免疫不全症候群(エイズ)は、現在症状を抑制する治療法しかありません。
完治する感染症ではないので、間違いです。
4.梅毒の病原体は梅毒トレポネーマですので、間違いです。
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03
正解は、 1 です。
〇1.B型肝炎では、このウイルスを保有している偲親から子への垂直感染があります。質問は、血液を介して感染する感染症に関する記述のうち、正しいものはどれか聞いているので、 1 が正解です。
×2.ヒト免疫不全ウイルス( HIV )感染の判定は、感染後、6~8週間たてば抗体検査できます。数か月から約5年の潜伏期を経て発病します。質問は、血液を介して感染する感染症に関する記述のうち、正しいものはどれか聞いているので、不正解です。
×3.後天性免疫不全症候群( エイズ )は、現在、有効ワクチン・特効薬もありません。質問は、血液を介して感染する感染症に関する記述のうち、正しいものはどれか聞いているので、不正解です。
×4.梅毒の病原体は、梅毒トレポネーマです。質問は、血液を介して感染する感染症に関する記述のうち、正しいものはどれか聞いているので、不正解です。
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