理容師の過去問
第35回
衛生管理技術 問16
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問題
第35回 理容師国家試験 衛生管理技術 問16 (訂正依頼・報告はこちら)
消毒方法と適用上の注意に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 湿熱より乾熱の方が殺菌効果が高い。
- 化学的消毒法における消毒では、消毒薬使用液( 希釈液 )の温度の上昇に伴い殺菌効果は高まる。
- 理容所で使用する消毒薬使用液( 希釈液 )は、汚れの程度により毎月取り替える必要がある。
- 蒸気消毒より煮沸消毒の方が長時間を要する。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は2です。
加熱消毒には乾熱と湿熱(煮沸や蒸気)があり、同じ温度と時間であれば乾熱よりも湿熱の方がより殺菌効果が高くなります。
1は誤った説明です。
消毒薬を用いる消毒法では、温度が低くなると殺菌力が落ち、温度が高くなると殺菌力は上昇します。
2が正しい説明です。
希釈しない消毒用エタノールを除いた消毒薬の希釈液は、毎日取り替える必要があります。
3は誤った説明です。
蒸気消毒は80℃をこえる蒸気に10分間以上触れさせますが、煮沸消毒は沸騰後2分間以上煮沸することで消毒効果が得られるので、煮沸消毒の方が短時間で済みます。
4も誤った説明です。
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02
正解は2です。
1.乾熱による殺菌より、湿熱による殺菌の方が効果が高いので間違いです。
2.設問の通り、化学的消毒法における消毒では、消毒薬使用液(希釈液)の温度の上昇に伴い殺菌効果は高まります。
3.理容師法により、使用する薬剤によって取り換えなければならない日数や期間が細かく決まっていますので間違いです。
【毎日】
・次亜塩素酸ナトリウム液
・逆性石けん液
・グルコン酸クロルヘキシジン液
・両性界面活性剤
【7日以内】
・エタノール液
4.蒸気消毒より煮沸消毒の方が短時間で消毒できるので、間違いです。
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03
正解は、 2 です。
×1.湿熱の方が殺菌効果が高いといえます。微生物を殺滅します。質問は、消毒方法と適用上の注意に関する次の記述のうち、正しいものはどれか聞いているので、不正解です。
〇2.化学的消毒法における消毒では、消毒薬使用液( 希釈液 )の温度の上昇に伴い殺菌効果は高まります。質問は、消毒方法と適用上の注意に関する次の記述のうち、正しいものはどれか聞いているので、 2 が正解です。
×3.理容所で使用する消毒薬使用液( 希釈液 )は、汚れの程度により取り替える必要があります。エタノールは、7日以内、次亜塩素酸ナトリウムなどは、毎日取り替えます。質問は、消毒方法と適用上の注意に関する次の記述のうち、正しいものはどれか聞いているので、不正解です。
×4.蒸気消毒の方が長時間を要します。蒸気消毒は、80℃を超える温度に10分以上、必要です。煮沸消毒は、沸騰後2分以上で十分な消毒の目的達成が、できます。質問は、消毒方法と適用上の注意に関する次の記述のうち、正しいものはどれか聞いているので、不正解です。
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