理容師の過去問
第36回
衛生管理技術 問18

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問題

第36回 理容師国家試験 衛生管理技術 問18 (訂正依頼・報告はこちら)

次亜塩素酸ナトリウムによる消毒法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 次亜塩素酸ナトリウムは、漂白作用と殺菌作用がある。
  • 次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、ウイルスに対して効果があるが、金属を腐食させる。
  • 0.01%次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、10分間で芽胞を不活化する。
  • 血液が付着していないタオルの消毒は、0.01%次亜塩素酸ナトリウム水溶液に10分間浸す。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

次亜塩素酸ナトリウムは、理容師法施行規則では顔そりに使用したカミソリと血液が付着した、もしくはその疑いのある器具の消毒には0.1%以上の水溶液に10分間以上浸すと定められています。

また、血液が付着していない器具に関しては、0.01%以上の溶液に10分間以上浸すと定められています。

次亜塩素酸ナトリウムには、漂白作用と殺菌作用、両方の効果があります。

1は正しい説明です。

次亜塩素酸ナトリウムは、ウイルスや栄養型の細菌には効果がありますが、金属を腐食させるため消毒する器具に注意が必要です。

2も正しい説明です。

次亜塩素酸ナトリウムは、結核菌や芽胞には効果がありません

3が誤った説明です。

血液が付着していないタオルは、次亜塩素酸ナトリウム0.01%水溶液に10分間以上浸すことで殺菌効果が得られます。

4は正しい説明です。

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02

消毒法に関する問題です。

選択肢1. 次亜塩素酸ナトリウムは、漂白作用と殺菌作用がある。

次亜塩素酸ナトリウムは、標白作用と殺菌作用があります。

選択肢2. 次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、ウイルスに対して効果があるが、金属を腐食させる。

次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、ウイルスや栄養型菌に対して効果があるが、金属を腐食させます。

選択肢3. 0.01%次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、10分間で芽胞を不活化する。

次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、芽胞には効果がありませんので誤りです。

選択肢4. 血液が付着していないタオルの消毒は、0.01%次亜塩素酸ナトリウム水溶液に10分間浸す。

血液が付着していないタオルの消毒は、0.01%次亜塩素酸ナトリウム水溶液に10分間浸し、浸けた後水洗いし、乾燥させます。

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03

正解は3です。

1 . 次亜塩素酸ナトリウムは、漂白作用と殺菌作用、防臭作用があります。

2 . 次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、ウイルスに対して効果がありますが、金属を腐食させます。
かみそりを浸す場合は長時間浸漬しないよう注意します。

3 . 0.01%次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、10分間程度の作用では芽胞を不活化されないです。
また、結核菌に対しても殺菌力はありません。

4 . 血液が付着していないタオルの消毒は、0.01%次亜塩素酸ナトリウム水溶液に10分間浸します。
血液が付着しているタオルの消毒は、0.1%次亜塩素酸ナトリウム水溶液に10分間浸します。

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