理容師の過去問
第36回
衛生管理技術 問17
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問題
第36回 理容師国家試験 衛生管理技術 問17 (訂正依頼・報告はこちら)
化学的消毒法に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 両性界面活性剤による理容用器具の消毒は、0.05%の水溶液に5分間浸す。
b 逆性石けん液は、普通の石けんと混合すると効果が低下する。
c 次亜塩素酸ナトリウムは、冷暗所に保存しなければならない。
d 消毒用エタノールは、芽胞のある菌に効果がある。
a 両性界面活性剤による理容用器具の消毒は、0.05%の水溶液に5分間浸す。
b 逆性石けん液は、普通の石けんと混合すると効果が低下する。
c 次亜塩素酸ナトリウムは、冷暗所に保存しなければならない。
d 消毒用エタノールは、芽胞のある菌に効果がある。
- aとb
- bとc
- cとd
- aとd
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この過去問の解説 (3件)
01
化学的消毒法に関する問題です。
逆性石けん液は、普通の石けんと混合すると効果が低下します。
次亜塩素酸ナトリウムは、冷暗所に保存しなければなりませんので正しいです。
a.血液が付着していない器具の消毒には、両性界面活性剤が0.1%以上の水溶液に10分間以上浸します。
d.芽胞に効く消毒法は紫外線消毒です。
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02
正解は2です。
両性界面活性剤は0.1%以上の水溶液中に10分間以上浸すと規定されています。
以前はクレゾール石けん液が主に使用されていましたが、現在は塩酸アルキルポリアミノエチルグリシンまたは塩酸アルキルジアミノエチルグリシン(0.1~0.2%)が推奨されています。
aは誤った説明です。
逆性石けん液は0.1%以上の水溶液中に10分間以上浸すと規定されています。
ふつうの石けんや洗剤が混入すると消毒・殺菌の効果は低下します。
bは正しい説明です。
次亜塩素酸ナトリウムは0.01%以上の水溶液に10分間以上浸すと規定されています。
光や温度で濃度が低下するので冷暗所での保管が推奨されます。
cも正しい説明です。
消毒用エタノールはエタノール水溶液中に10分間以上浸すか、エタノール水溶液を含ませた綿若しくはガーゼで器具の表面をふくと定められています。
消毒用エタノールは芽胞には効果がありません。
dは誤った説明です。
bとcが正しい説明なので2が正解です。
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03
a 両性界面活性剤
・0.1%以上の水溶液に10分間以上浸します。
・結核菌に効果があります。
・芽胞のある菌に効果がありません。
b 逆性石けん液
・0.1%以上の水溶液に10分間以上浸します。
・石けんと混合すると効果が低下します。
・結核菌に効果がありません。
・芽胞のある菌に効果がありません。
c 次亜塩素酸ナトリウム
・0.1%以上の水溶液に10分間以上浸します。(血液付着)
・0.01%以上の水溶液に10分間以上浸します。
・冷暗所に保存します。
・結核菌に効果がありません。
・芽胞のある菌に効果がありません。
d 消毒用エタノール
・76.9~81.4%以上の水溶液に10分間以上浸します。
・血液が付着した器具の消毒に適しています。
・結核菌に効果があります。
・芽胞のある菌に効果がありません。
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