理容師の過去問
第36回
衛生管理技術 問16
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問題
第36回 理容師国家試験 衛生管理技術 問16 (訂正依頼・報告はこちら)
理容所で行われる蒸気消毒と煮沸消毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 蒸気消毒は芽胞に効果がある。
- 煮沸消毒は芽胞に効果がある。
- 蒸気消毒は血液が付着している器具に適用できる。
- 煮沸消毒は血液が付着している器具に適用できる。
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この過去問の解説 (3件)
01
消毒に関する問題です。
芽胞に効く消毒法は紫外線消毒です。
芽胞に効く消毒法は紫外線消毒です。
蒸気消毒は血液が付着している器具に適用できません。
血液が付着している器具に適用できるのは、煮沸消毒、エタノール、次亜塩素酸ナトリウムです。
煮沸消毒は血液が付着している器具に適用できるので正解です。
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02
正解は4です。
理容師法施行規則第25条で定められている消毒法のうち蒸気消毒と煮沸消毒は以下のような内容です。
・煮沸消毒
沸騰後2分間以上煮沸する
結核菌やウイルスには効果〇芽胞には効果×
顔そりのカミソリや血液の付着した器具の消毒にも使える
・蒸気消毒(タオル蒸し器)
10分間以上摂氏80度を超える温熱に触れさせる
結核菌やウイルスには効果〇芽胞には効果×
血液の付着した器具には使えない
蒸気消毒・煮沸消毒ともに芽胞には効果がありません。
1と2は誤った説明です。
蒸気消毒は顔そりに使用したカミソリや血液の付着した器具の消毒には使えません。
3も誤った説明です。
煮沸消毒は顔そりに使用したカミソリや血液の付着した器具の消毒に使えます。
4が正しい説明です。
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03
蒸気消毒
・80℃を超える温度に10分間以上蒸気を当てます。
・芽胞は熱に強いため効果がありません。
・血液が付着している器具に適用できません。
煮沸消毒
・沸騰後2分間以上煮沸します。
・芽胞は熱に強いため効果がありません。
・血液が付着している器具に適用できます。
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