理容師の過去問
第36回
理容の物理・化学 問37

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問題

第36回 理容師国家試験 理容の物理・化学 問37 (訂正依頼・報告はこちら)

頭皮・毛髪用香粧品とその配合成分に関する次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
  • ヘアリンス剤  ----- 陽イオン界面活性剤
  • へアブリーチ剤 ----- アセチルシステイン
  • 育毛剤  ----------- 抗男性ホルモン剤
  • 酸化染毛剤  ------- パラフェニレンジアミン

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この過去問の解説 (3件)

01

組合せの問題です。

選択肢1. ヘアリンス剤  ----- 陽イオン界面活性剤

ヘアリンス剤は、陽イオン界面活性剤です。

選択肢2. へアブリーチ剤 ----- アセチルシステイン

ヘアブリーチ剤は、過硫酸塩を配合した粉末タイプのものですので、誤りです。

選択肢3. 育毛剤  ----------- 抗男性ホルモン剤

育毛剤は、男性ホルモンによる脱毛を軽減する効果がある抗男性ホルモン剤が配合されています。

選択肢4. 酸化染毛剤  ------- パラフェニレンジアミン

酸化染毛剤は、パラフェニレンジアミンが主な成分です。

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02

正解は2です。

帯電防止・柔軟効果ヘアリンス剤やトリートメント剤に配合されているのは、濡れた状態で髪の表面に吸着しやすい陽イオン(カチオン)界面活性剤です。

1は正しい説明です。

脱色・脱染効果のあるヘアブリーチ剤は、過硫酸塩・アルカリ水・過酸化水素水などが主原料です。

2が誤った説明です。

育毛剤の成分のひとつに抗男性ホルモン剤があり、テストステロン抑制効果のエストラジオールなどがあります。

3は正しい説明です。

一般にヘアカラーで認識されている酸化染毛剤は、パラフェニレンジアミンやメタアミノフェノールなどの酸化染料(第1剤)と過酸化水素(第2剤)が主原料です。

4も正しい説明です。

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03

正解は2です。

1 . ヘアリンス剤  ----- 陽イオン界面活性剤
ヘアリンス剤に用いられるのは第四級アンモニウム塩で、毛髪に対して柔軟効果や帯電防止効果があります。

2 . へアブリーチ剤 ----- アルカリ剤としてアンモニア水を用いた第一剤と、酸化剤として過酸化水素水を用いた第二剤から成る2剤型のものが多く、これらを混合して使用します。

3 . 育毛剤  ----------- 抗男性ホルモン剤(エストラジオール、エストロンなど)

4 . 酸化染毛剤  ------- パラフェニレンジアミン
アレルギー性のカブレを起こすことがあります。

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