理容師の過去問
第38回
感染症 問15
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問題
第38回 理容師国家試験 感染症 問15 (訂正依頼・報告はこちら)
風しんに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 三日はしかともいう。
- 胎内感染により先天性風しん症候群の子どもが生まれることがある。
- 症状としての発疹は顔に多く出る。
- 予防接種は毎年受けなければ効果がない。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は4です。
風しんは、はしか(麻しん)とよく似た症状が現れますが、はしかよりも短い期間で治癒するため、三日はしかの別名で呼ばれています。
1は正しい説明です。
風しんに対する免疫がない女性が妊娠初期(~20週)にり患すると、母子感染し、出生児が先天性風しん症候群を引き起こすリスクがあります。
2も正しい説明です。
風しんの症状は、はしかとよく似た赤い発疹がまず顔や頸部から出始め、やがて四肢に広がっていきます。
3も正しい説明です。
風しんの予防法として最も有効なのが、ワクチンの予防接種です。
2回の接種で95%以上の人が免疫を獲得できますので、毎年接種する必要はありません。
4が誤った説明です。
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02
答えは4です。
【風しん】とは、
別名三日はしかとも言います。
病原体は、風しんウイルスです。
感染経路は、咳や鼻水による接触感染、飛沫感染があります。
感染すると、14~21日間の潜伏期間後、発熱、発疹、リンパ節の腫れの症状が出ます。
妊婦が感染すると、赤ちゃんが先天性風しん症候群(先天性心疾患、難聴、白内障)という重篤な病気になる恐れがあります。
1、
別名、三日はしかと言います。
よって、正しいです。
2、
胎内感染とは、妊婦が感染すると、お腹にいる胎児にも感染することです。
風しんは、胎内感染すると、赤ちゃんが先天性風しん症候群になる恐れがあります。
よって、正しいです。
3、
発疹の症状は、顔や耳後ろから全身に広がり、多くは3~5日程度で消えます。
よって、正しいです。
4、
風しんは、ワクチンの予防接種で予防ができます。
日本では、1歳と、小学校入学前1年間の、2回のワクチンの接種が行われています。
よって、(毎年受けなければ効果がない)→(幼少期に2回で効果がある)の間違いなので、これが正解になります。
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03
正解は、 4 です。
×1.風しんは、三日はしかともいいます。質問は、風しんに関する記述のうち、誤っているものはどれかきいているので、不正解です。
×2.風しんは、胎内感染により先天性風しん症候群の子どもが生まれることがあります。質問は、風しんに関する記述のうち、誤っているものはどれかきいているので、不正解です。
×3.風しんの症状としての発疹は、顔に多く出ます。質問は、風しんに関する記述のうち、誤っているものはどれかきいているので、不正解です。
〇4.風しんは、1度かかると免疫を得て、一生涯かからないと言われています。予防接種は、二回接種が進められています。質問は、風しんに関する記述のうち、誤っているものはどれかきいているので、 4 が正解です。
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