理容師の過去問
第38回
衛生管理技術 問19
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問題
第38回 理容師国家試験 衛生管理技術 問19 (訂正依頼・報告はこちら)
化学的消毒法に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a グルコン酸クロルヘキシジン( クロルヘキシジングルコン酸塩 )は、普通の石けんと混合しても効果は低下しない。
b 消毒用エタノールは、結核菌をはじめ多くの細菌やウイルスに効果がある。
c 両性界面活性剤は、普通の石けんと混合すると効果が低下する。
d 次亜塩素酸ナトリウムは、濃度変化をおこしにくい。
a グルコン酸クロルヘキシジン( クロルヘキシジングルコン酸塩 )は、普通の石けんと混合しても効果は低下しない。
b 消毒用エタノールは、結核菌をはじめ多くの細菌やウイルスに効果がある。
c 両性界面活性剤は、普通の石けんと混合すると効果が低下する。
d 次亜塩素酸ナトリウムは、濃度変化をおこしにくい。
- aとb
- bとc
- cとd
- aとd
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は2です。
消毒する対象物の材質を損なわず応用範囲の広い消毒薬、グルコン酸クロルヘキシジン( クロルヘキシジングルコン酸塩 )は、普通の石けんや洗剤と混合すると消毒効果は低下します。
aは誤った説明です。
消毒用エタノールは、芽胞には効果がありませんが、結核菌や栄養型細菌、ウイルスや真菌など多くの微生物に効果があります。
bは正しい説明です。
無色・無臭の両性界面活性剤も、普通の石けんや洗剤と混合するとその消毒効果は低下してしまいます。
cも正しい説明です。
次亜塩素酸ナトリウムは不安定で、紫外線や温度によって分解が進むため、濃度変化を起こしやすい消毒薬です。
dは誤った説明です。
bとcが正しい組み合わせとなります。
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02
答えは2です。
【化学的消毒法】とは、
消毒薬を使って消毒する方法です。
消毒用エタノール、次亜塩素酸ナトリウム、グルコン酸クロルヘキシジン、逆性石けん、両性界面活性剤があります。
・エタノール消毒法
〇付着した血液の消毒出来ます、結核菌やウイルスの殺菌出来ます。
✕芽胞には効きません、ゴムやプラスチック類が変形します。
・次亜塩素酸ナトリウム消毒法
〇細菌やウイルスを不活性化します、漂白作用があります。
✕結核菌には効きません、冷暗所で保存します。
・グルコン酸クロルヘキシジン消毒法
〇細菌を不活性化します。
✕芽胞と結核菌とウイルスには効きません、混合ダメです。
・逆性石けん消毒法
〇細菌を不活性化します、有機物がない時消毒力が強いです。
✕結核菌とウイルスと芽胞には効きません。
・両性界面活性剤消毒法
〇有機物がない時消毒力が強いです、結核菌を不活性化します。
✕ウイルス、芽胞には効きません、混合ダメです。
a、
グルコン酸クロルヘキシジンは、石けん分があると効果が弱くなります。
よって、(効果は低下しない)→(効果は低下する)の間違いです。
b、
消毒用エタノールは、細菌、結核菌、ウイルスに効果があります。
芽胞には効果がありません。
よって、正しいです。
c、
両性界面活性剤は、石けん分があると、沈殿をおこして、効果が弱くなります。
よって、正しいです。
d、
次亜塩素酸ナトリウムは、比較的不安定で分解しやすい薬品です。
その為、冷暗所に保存することになっています。
よって、(濃度変化をおこしにくい)→(濃度変化をおこしやすい)の間違いです。
正しいのは、bとcなので、答えは2です。
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03
a.グルコン酸クロルヘキシジン( クロルヘキシジングルコン酸塩 )は、普通の石けんと混合すると殺菌作用を減弱させます。
b.消毒用エタノールは、結核菌をはじめ多くの細菌やウイルスに効果があります。
c.両性界面活性剤は、普通の石けんと混合すると効果が低下します。
d.次亜塩素酸ナトリウムは、濃度変化をおこしやすいです。
質問は、化学的消毒法に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれかきいています。正しい記述である、 b と c である、 2 が正解です。
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