理容師の過去問
第38回
理容の物理・化学 問34
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問題
第38回 理容師国家試験 理容の物理・化学 問34 (訂正依頼・報告はこちら)
次の化合物のうち、天然高分子化合物はどれか。
- ポリビニルアルコール
- カルボキシビニルポリマー
- エラスチン
- カルボキシメチルセルロース
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この過去問の解説 (3件)
01
●高分子化合物は天然高分子化合物、半合成高分子化合物、合成高分子化合物に分類されます。
1 . ポリビニルアルコール→合成高分子化合物です。
2 . カルボキシビニルポリマー→合成高分子化合物です。
3 . エラスチン→天然高分子化合物(牛や豚の真皮から採取)です。
4 . カルボキシメチルセルロース→半合成高分子化合物です。
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02
正解は3です。
多数の原子が共有結合でつながった物質で、分子量が1万以上のものを高分子化合物といいます。
高分子化合物には天然高分子化合物と合成高分子化合物があり、合成高分子化合物に化学的な処理を施してできるものは、半合成高分子化合物と呼ばれます。
ポリビニルアルコールは、酢酸ビニルをけん化するか重合して得られる合成樹脂なので、合成高分子化合物です。
1は該当しません。
カルボキシビニルポリマーは、アクリル酸を重合してできるものなので、合成高分子化合物です。
2も該当しません。
エラスチンは、動物由来(豚や魚など)のものなので、天然高分子化合物です。
3が該当します。
カルボキシメチルセルロースは、合成化合物であるセルロースにカルボキシルメチル基を結合させた半合成高分子化合物です。
4は該当しません。
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03
答えは3です。
【高分子化合物】とは、
たくさんの原子が繋がっている化合物のことです。
・天然高分子化合物
動物、植物からの採取したもののことです。
・半合成高分子化合物
天然高分子化合物を加工したもののことです。
・合成高分子化合物
人工的に作られたもののことです。
1、
ポリビニルアルコールは、
合成高分子化合物です。
乳化剤として使います。
2、
カルボキシビニルポリマーは、
合成高分子化合物です。
増粘剤として使います。
3、
エラスチンは、
天然高分子化合物です。
保湿剤として使います。
よって、これが正解になります。
4、
カルボキシメチルセルロースは、
半合成高分子化合物です。
増粘剤として使います。
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