理容師の過去問
第40回
衛生管理技術 問16
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問題
第40回 理容師国家試験 衛生管理技術 問16 (訂正依頼・報告はこちら)
理容所における消毒等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 病原微生物の付着した器具に触れて、手指に病原微生物が付着した状態を「感染」という。
- 病原微生物を殺すか除去して、感染力をなくすことを「消毒」という。
- 消毒には、必ず消毒薬を用いなければならない。
- 理容師法施行規則で定められている器具の消毒方法は、あらゆる微生物を殺すか除去して、生きている微生物が存在しない状態にする方法に限られている。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 . 解説
●汚染・・・物体の表面に病原微生物が付着した状態。
●感染・・・病原微生物が生体内に侵入、定着、増殖すること。
●発病・・・生体に発熱や発疹のように明らかな反応が現れる状態。
2 . 解説
●消毒・・・病原微生物を殺すか除去して、感染力をなくすこと。
●滅菌・・・あらゆる微生物を殺すか除去して、存在しない状態にすること。
●防腐・・・微生物を殺さないまでも、発育や作用を止めて、腐敗を防ぐこと。
3 . 消毒薬以外にも紫外線消毒や煮沸消毒、蒸気消毒などがあります。
4 . 理容師法施行規則で定められている器具の消毒方法は、滅菌ではなく消毒まで行います。
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02
正解は2です。
感染とは、病原体が体内に侵入し定着して増殖することをいい、体内に侵入しても増殖せず殺滅された場合には感染とはいいません。
1は誤った説明です。
消毒とは、病原微生物を殺すか除去して、害の無い程度まで減らしたり感染力を失わせたりすることをいいます。
2が正しい説明です。
消毒には、消毒薬を用いる科学的消毒法以外に、紫外線消毒や蒸気消毒といった理学的(物理的)消毒法もあります。
3は誤った説明です。
理容師法施行規則で定められている器具の消毒方法の目的は、病原微生物を殺すか除去して害の無い程度まで減らしたり、感染力を失わせたりする「消毒」のことで、生きている微生物が存在しない状態にする「滅菌」が目的ではありません。
4も誤った説明です。
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03
2番が正解です。
1. 感染とは、体内または表面に病原体が寄生し増殖することです。
3. 煮沸消毒や紫外線消毒でも可能です。
4. 器具の消毒方法は除去を行い、感染力を無くすことが目的です。滅菌の必要はありません。
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