理容師の過去問
第40回
理容の物理・化学 問34
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問題
第40回 理容師国家試験 理容の物理・化学 問34 (訂正依頼・報告はこちら)
香粧品に配合される成分に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- ヒアルロン酸は、保湿性に富む高分子で、皮膚では作られない。
- チオグリコール酸は、パーマ剤第2剤に配合される代表的な酸化剤である。
- パラフェニレンジアミンは、酸性染毛料に配合される染料である。
- ポリビニルピロリドンは、皮膜を形成する合成高分子で、ヘアスタイリング剤に配合される。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 . ヒアルロン酸は皮膚の真皮に存在します。
2 . チオグリコール酸はパーマ剤第1剤に配合される代表的な還元剤です。
3 . パラフェニレンジアミンは、酸化染毛剤に配合される染料です。
※酸性染毛料とはヘアマニキュアのことです。
4 . ポリビニルピロリドンは皮膜を形成する合成高分子で、ヘアスタイリング剤に配合されます。
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02
正解は4です。
保湿力に富む高分子であるヒアルロン酸は、ヒトの体内でも作られていて、関節液や皮膚、目の硝子体などに多く存在しています。
1は誤った説明です。
チオグリコール酸は、パーマ剤の第一剤に配合される主な成分である還元剤の代表的なものです。
2も誤った説明です。
パラフェニレンジアミンは、永久染毛剤である酸化染毛剤に染料中間体として使用される物質です。
3も誤った説明です。
合成ポリマーであるポリビニルピロリドンは、皮膜を形成し接着性もよい性質から、ヘアスタイリング剤の皮膜形成剤として使用されています。
4が正しい説明です。
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03
4番が正解です。
1. ヒアルロン酸は、皮膚でも生成されます。
2. チオグリコール酸は、パーマ液1剤に配合される還元剤です。
3. パラフェニレンジアミンは、酸化染毛剤に配合される染料です。
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