理容師の過去問
第40回
理容の物理・化学 問33

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問題

第40回 理容師国家試験 理容の物理・化学 問33 (訂正依頼・報告はこちら)

香粧品の原料に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • パラフィンは炭化水素に分類される。
  • ポリビニルピロリドン( PVP )はアミノ酸がペプチド結合でつながった構造を持つ。
  • 水性原料としてメタノールが使用される。
  • グリセリンは防腐剤として使用される。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

保護剤や増粘剤として化粧品類に配合されるパラフィンは、炭素と水素だけで出来た炭化水素に分類されます。

1が正しい説明です。

ポリビニルピロリドン(PVP)は、アセチレンやアンモニアなどから合成されたN-ビニル-2-ピロリドンが重合した高分子化合物です。

2は誤った説明です。

エタノール(エチルアルコール)は、水では溶けないものを溶かすために用いられる水性原料として、香粧品類に配合されています。

3も誤った説明です。

グリセリンは、保湿剤として香粧品に配合されています。

防腐剤には、パラベンや安息香酸が用いられます。

4も誤った説明です。

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02

1番が正解です。

2. ポリビニルピロリドン(PVP)は、非イオン性の水溶性ポリマーです。

3. 水性原料としてエタノールが使用されています。メタノールではありません。

4. 防腐剤にはパラベンが使用されています。

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03

正解は1です。

1 . パラフィン
炭化水素に分類されます。(炭素と水素の化合物)
クレンジングクリームやコールドクリームなどの原料になります。

2 . ポリビニルピロリドン( PVP )
合成高分子化合物です。
ヘアスプレーの皮膜形成剤として使用されます。

3 . エタノール
水性原料として化粧水やオーデコロンに使用されます。
※メタノールは毒性が強く、化粧品基準で配合が禁止されています。

4 . グリセリン
3価のアルコールです。
保湿剤として、使用されます。

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