理容師の過去問
(旧)第41回
感染症 問13
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問題
(旧)第41回 理容師国家試験 感染症 問13 (訂正依頼・報告はこちら)
感染症予防の3原則に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 学校(学級)閉鎖は、感染経路対策である。
- ネズミや昆虫の駆除は、感染源対策である。
- 予防接種は、宿主の感受性に関する対策である。
- 検疫は、感染源対策である。
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この過去問の解説 (3件)
01
答えは2です。
この問題は、感染源対策と感染経路対策が判断しにくいです。
考え方として、感染源対策は人を対象にしていて、感染経路対策は人以外の何かを対象にしていることが多いです。
【感染症予防の3原則】とは、
①感染源の対策・・・検疫、患者の発見、患者の隔離などです。
②感染経路の対策・・・汚染された所の消毒、飲食物対策、ネズミや昆虫の駆除、学級閉鎖などです。
③感受性のある人の対策・・・予防注射、健康的生活、衛生的環境感です。
1.
学校(学級)閉鎖は、感染源を広げない対策なので、感染経路対策です。
人以外の学校を対象としています。
よって、正しいです。
2.
ネズミや昆虫の駆除は、感染源を広めない為の対策なので、感染経路対策です。
人以外のネズミや昆虫を対象としています。
よって、感染経路対策の間違いです。
3.
予防接種は、事前に感染症にかからなくするか、感染しても軽症にするものなので、感受性のある人の対策です。
よって、正しいです。
4.
検疫は、人 動物、植物、食品に感染源がないか調べることで、感染源対策です。
人を対象としています。
よって、正しいです。
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02
正解は2です。
感染経路対策とは、手洗いやマスクの着用といった人ができることから、学校(学級)閉鎖や汚染場所の消毒など組織的にできる感染経路の遮断に関する対策です。
1は正しい説明です。
ネズミや昆虫の駆除は、汚染の疑いがあるものあらかじめ駆除しておくことで感染経路を遮断する効果があるので感染経路対策にあたります。
2が誤った説明です。
予防接種や食事などで抵抗力を高めることは、宿主の感受性に関する対策です。
3は正しい説明です。
既に感染した人や動物、汚染されたものなどを空港や港で検査する検疫は感染源対策です。
4も正しい説明です。
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03
【感染症予防の3原則】
①感染源対策
検疫所や患者の隔離、就業制限など。
②感染経路対策
学校(学級)閉鎖やネズミや昆虫の駆除、交通規制など。
③宿主の感受性に関する対策
予防接種など。
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