理容師の過去問
(旧)第41回
衛生管理技術 問16

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問題

(旧)第41回 理容師国家試験 衛生管理技術 問16 (訂正依頼・報告はこちら)

消毒に関する次の文章の(   )内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。

「微生物を殺すことの総称は、( A )である。あらゆる微生物を殺すか除去して、生きている微生物が存在しない状態にすることは、( B )である。また、微生物を殺さないまでも、さまざまな方法によってその発育や作用を止めて、目的のものの腐敗を防ぐことは、( C )である。」
  • A:消毒  B:殺菌  C:除菌
  • A:殺菌  B:滅菌  C:防腐
  • A:消毒  B:殺菌  C:防腐
  • A:殺菌  B:滅菌  C:除菌

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

消毒に関する記述の穴埋めをしていきましょう。

対象や程度を問わず、文字通り微生物(菌)を殺すことを総称して殺菌と呼びます。

Aは殺菌です。

あらゆる微生物やウイルスを殺滅(日本薬局方では微生物の生存する確率が 100万分の1以下)することを滅菌といいます。

Bは滅菌です。

殺菌や滅菌ではなく、微生物の生育や増殖を防止して腐敗や発酵を防ぐことを防腐といいます。

Cは防腐です。

A:殺菌 B:滅菌 C:防腐 の組み合わせとなります。

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02

答えは2です。

【消毒で出てくる単語と意味】
・滅菌とは、すべての微生物を完全に殺すか除去して、生きている微生物がいない状態のことです。
・殺菌とは、微生物(細菌、ウイルス)を殺すことです。
・消毒とは、微生物を人体に害がでない程度まで数を減らすことや、感染力や毒性をなくすことにです。
・抗菌とは、微生物の繁殖を防止することや、繁殖しにくくさせることです。
・除菌とは、微生物を取り除いて減らすことで、菌を殺すことではありません。
・防腐とは、微生物の発育や増殖などを抑えて、腐敗を防ぐことです。


A
微生物を殺すこと
→殺菌のことです。

B
微生物を殺すか除去して、生きている微生物が存在しない状態
→滅菌のことです。

C
微生物を殺さないまでも、発育や作用を止めて、目的のものの腐敗を防ぐ
→防腐のことです。

よって、2が正解です。

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03

正解は2です。

「微生物を殺すことの総称は、( 殺菌 )である。あらゆる微生物を殺すか除去して、生きている微生物が存在しない状態にすることは、( 滅菌 )である。また、微生物を殺さないまでも、さまざまな方法によってその発育や作用を止めて、目的のものの腐敗を防ぐことは、( 防腐 )である。」

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