理容師の過去問
第44回
感染症 問2

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問題

第44回 理容師国家試験 感染症 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

常在細菌叢(さいきんそう)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 人体の皮膚や粘膜などには一定の細菌が定着している。
  • 鼻腔に存在するブドウ球菌は感染源となることはない。
  • ビタミンなど人体に必要な物質を産生する腸内細菌もある。
  • 常在細菌には、病原体が人体へ侵入することを防ぐはたらきもある。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は2です。

鼻腔に存在するブドウ球菌は感染源となります。

【常在細菌叢(さいきんそう)】

皮膚や粘膜などに定着している細菌

●顔・・・レンサ球菌、ブドウ球菌

●鼻・・・ブドウ球菌

●皮膚・・・レンサ球菌、ブドウ球菌

●小腸・・・腸内細菌

●大腸菌・・・大腸菌

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02

正解は2です。

人の体内や体表面には非常にたくさんの微生物が生息していて、

集団で生息する細菌を「常在細菌叢」と言います。

1は正しい説明です。

ブドウ球菌のうち感染症を引き起こす黄色ブドウ球菌

健康な成人30%の鼻腔内に存在します。

2が誤った説明です。

大腸に常在する腸内細菌の中には、生体の代謝に必要な

ビタミンを産生するものもあります。

3は正しい説明です。

皮膚表面に常在する細菌の中には、病原性の強い細菌の増殖を

抑えることで体内への侵入を防ぐ働きをするものもあります。

4も正しい説明です。

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