理容師の過去問
第44回
感染症 問5

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問題

第44回 理容師国家試験 感染症 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

B型肝炎に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 約1週間の潜伏期を経て発病する。
  • レザーやシザーズによる皮膚の傷からは感染しない。
  • 母子感染予防に新生児へのワクチン投与は有効である。
  • 持続性感染は起こらない。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は母子感染予防に新生児へのワクチン投与は有効である。です。

選択肢1. 約1週間の潜伏期を経て発病する。

誤った説明です。

B型肝炎潜伏期間30~180日で平均は90日です。

選択肢2. レザーやシザーズによる皮膚の傷からは感染しない。

誤った説明です。

感染者の血液や体液などとの経皮的または粘膜による接触で感染します。

例えば汚染された血液の付着したシザーズレザーを介して感染が

起こることもあります。

選択肢3. 母子感染予防に新生児へのワクチン投与は有効である。

正しい説明です。

母子間の垂直感染予防策として新生児のワクチン接種が2016年から

定期接種になりました。

選択肢4. 持続性感染は起こらない。

誤った説明です。

B型肝炎の持続性感染である「慢性肝炎」の多くは、出産時や乳幼児期に

初感染した場合に起こりやすくなります。

成人以降にはじめて感染した場合にはまれにしか起こりません。

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02

正解は「母子感染予防に新生児へのワクチン投与は有効である。」です。

選択肢1. 約1週間の潜伏期を経て発病する。

約1週間の潜伏期を経て発病する。

→潜伏期は、1〜~6か月です。

選択肢2. レザーやシザーズによる皮膚の傷からは感染しない。

レザーやシザーズによる皮膚の傷からは感染しない。

→皮膚に傷がつくと、血液を介して感染します。

選択肢3. 母子感染予防に新生児へのワクチン投与は有効である。

母子感染予防に新生児へのワクチン投与は有効です。

選択肢4. 持続性感染は起こらない。

持続性感染は起こらない。

→一過性感染と持続性感染があります。

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