理容師の過去問
第44回
香粧品化学 問4
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問題
第44回 理容師国家試験 香粧品化学 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
パーマ剤第1剤に使用されるアルカリ剤に関する次の文章の( )内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。
「アルカリ剤は毛髪を膨潤させる作用を持つが、pHが高いほど膨潤度は( A )なる。アンモニア水とモノエタノールアミンがpHを大きく上昇させるのに必要な配合量は、ともに( B )が、アンモニア水は( C )性が高く、モノエタノールアミンは、( C )性がない。このため、第1剤の作用時間中に、アンモニア水は( C )によりアルカリ剤としての作用が徐々に弱まるが、モノエタノールアミンは持続する。」
「アルカリ剤は毛髪を膨潤させる作用を持つが、pHが高いほど膨潤度は( A )なる。アンモニア水とモノエタノールアミンがpHを大きく上昇させるのに必要な配合量は、ともに( B )が、アンモニア水は( C )性が高く、モノエタノールアミンは、( C )性がない。このため、第1剤の作用時間中に、アンモニア水は( C )によりアルカリ剤としての作用が徐々に弱まるが、モノエタノールアミンは持続する。」
- A:大きく B:少ない C:揮発
- A:大きく B:多い C:凝集
- A:小さく B:少ない C:凝集
- A:小さく B:多い C:揮発
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は1です。
パーマ剤第1剤についての記述のA~Cの穴埋めをしてみましょう。
パーマ液第1剤に配合されているアルカリ剤の作用は膨潤・軟化で、pHが高くなればなるほど膨潤度は大きくなりますから、Aは「大きく」です。
アルカリ剤であるアンモニア水・モノエタノールアミンがpHを高めて膨潤させるのに必要な配合量は、ともに少なくて良いので、Bは「少ない」です。
アンモニア水は、反応速度が速いですが揮発性が高いため、持続性は低く残留性が少なくなります。
それとは逆に、モノエタノールアミンは、反応速度が遅いのですが揮発性が低いため、効果は長続きし毛髪への残留性が高くなります。
A:大きく B:少ない C:揮発の組み合わせとなります。
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02
パーマ剤第1剤に使用されるアルカリ剤に関する問題です。
「アルカリ剤は毛髪を膨潤させる作用を持つが、pHが高いほど膨潤度は( A:大きく )なる。
アンモニア水とエタノールアミンがpHを大きく上昇させるのに必要な配合量は、ともに( B:少ない )が、アンモニア水は( C: 揮発 ) が高く、モノエタノールアミンは( C:揮発 )性がない。このため、第1剤の作用時間中に、アンモニア水は( C:揮発 )によりアルカリ剤としての作用が徐々に弱まるが、モノエタノールアミンは持続する。」
A:大きく B:少ない C:揮発
が正しい組合せになります。
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03
パーマ剤第1剤に使用されるアルカリ剤に関する説明文です。
アルカリ剤は毛髪を膨潤させる作用を持ちます。pHが高いほど膨潤度は大きくなります。その為、Aは「大きく」となります。
アンモニア水とモノエタノールアミンがpHを大きく上昇させるのに必要な配合量は、ともに少なくて大丈夫です。その為、Bは「少なく」となります。
アンモニア水は揮発性が高く、モノエタノールアミンは揮発性がないです。その為、第1剤の作用時間中にアンモニア水は揮発によりアルカリ剤としての作用が徐々に弱まりますが、モノエタノールアミンは持続します。その為、Cは「揮発」となります。
この組み合わせは正しいため、こちらが正解です。
この組み合わせは誤っているため、こちらは誤りです。
この組み合わせは誤っているため、こちらは誤りです。
この組み合わせは誤っているため、こちらは誤りです。
説明文をそのまま覚えてしまいましょう。
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