理容師の過去問
第46回
感染症 問4

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問題

第46回 理容師国家試験 感染症 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

感染と発病に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 病原体が体内に侵入しても、発育、増殖することができず、体外に排出されてしまう状態のことも感染という。
  • 健康な人であれば、通常、感染を起こさないような病原性が低い病原体によって感染、発病する感染症を日和見(ひよりみ)感染症という。
  • 感染していても発病していない状態を不顕性感染という。
  • 病原体が体内に侵入してから最初に症状があらわれるまでの期間を潜伏期という。

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この過去問の解説 (2件)

01

感染と発病に関する問題です。

選択肢1. 病原体が体内に侵入しても、発育、増殖することができず、体外に排出されてしまう状態のことも感染という。

侵入した病原体が一定の部位に定着して、そこに拠点をかまえ増殖する状態を感染といい、病原体が侵入しても、発育増殖することができず殺滅されて体外に排除されてしまう場合には感染とはいいいません。

これが誤った説明です。

選択肢2. 健康な人であれば、通常、感染を起こさないような病原性が低い病原体によって感染、発病する感染症を日和見(ひよりみ)感染症という。

健康な人には害のないような病原性の低い細菌やウイルス、真菌などの病原体によって感染、発病するものを日和見(ひよりみ)感染症と呼びます。

これは正しい説明です。

選択肢3. 感染していても発病していない状態を不顕性感染という。

感染はしていても、まだ発病していない状態のことを不顕性感染といいます。

これは正しい説明です。

選択肢4. 病原体が体内に侵入してから最初に症状があらわれるまでの期間を潜伏期という。

病原体が体内に侵入し、感染してから初期症状が発現するまでの期間潜伏期といいます。

これは正しい説明です。

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02

感染と発病についての問題です。

 

感染・・・病原体が体内に侵入して発育、増殖すること

 ★防御反応が起こり、病原体が発育や増殖できず体外に排出されると感染にはなりません。

 ★病原体に感染し、発病するまでの期間を潜伏期といいます。

 

不顕性感染・・・感染はしているが、発病はしていない状態

持続性感染・・・感染した者がそのままの状態で病原体と共存している状態

日和見感染・・・健康な人であれば、感染を起こさないような病原性が低い病原体によって感染、発病すること

選択肢1. 病原体が体内に侵入しても、発育、増殖することができず、体外に排出されてしまう状態のことも感染という。

病原体が体内に侵入しても、発育、増殖することができず、体外に排出されてしまう状態のことも感染という。・・・

 体外に排出されると感染とはいえません。なので、誤った文章です。

選択肢2. 健康な人であれば、通常、感染を起こさないような病原性が低い病原体によって感染、発病する感染症を日和見(ひよりみ)感染症という。

健康な人であれば、通常、感染を起こさないような病原性が低い病原体によって感染、発病する感染症を日和見(ひよりみ)感染症という。・・・

 正しい文章です。

選択肢3. 感染していても発病していない状態を不顕性感染という。

感染していても発病していない状態を不顕性感染という。・・・

 正しい文章です。

選択肢4. 病原体が体内に侵入してから最初に症状があらわれるまでの期間を潜伏期という。

病原体が体内に侵入してから最初に症状があらわれるまでの期間を潜伏期という。・・・

 正しい文章です。

まとめ

病原体が体内に侵入しても、発育、増殖することができず、体外に排出されてしまう状態のことも感染という。】は誤った文章なので、この問での正解です。

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