衛生管理(化学的消毒法)についての問題です。
各消毒法の要点
【 消毒用エタノール 】
・結核菌をはじめ多くの細菌やウイルスに効果がある
・かみそりまたは血液の付着したものに使用できる
・様々な消毒薬と混用できる
・無色透明で揮発性がある
・ゴムやプラスチック等を溶かす
【 次亜塩素酸ナトリウム 】
・かみそりまたは血液の付着したものに使用できる
・漂白作用がある
・塩素の臭いがある
・金属を腐食させるのでシザーの消毒には適さない
【 両性界面活性剤 】
・無色無臭
・結核菌に対して効力がある
・石けんと混合すると効果が低下する
【 逆性石けん 】
・無色無臭
・結核菌や大多数のウイルス、芽胞には効力がない
・一般の洗剤が混ざると消毒力が低下する
選択肢1. エタノール水溶液は、無色透明で揮発性がある。
普通の洗剤が混ざると消毒力が低下する・・・〇
正しい文章です。
選択肢2. 次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、無色透明で引火性がある。
次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、無色透明で引火性がある・・・✕
濃度が濃いと褐色に見えます。
選択肢3. 両性界面活性剤水溶液は、赤桃色で振ると泡立つ。
両性界面活性剤水溶液は、赤桃色で振ると泡立つ・・・✕
無色無臭です。
選択肢4. 逆性石けん水溶液は、無色透明で一般の石けんと併用すると消毒力が高まる。
逆性石けん水溶液は、無色透明で一般の石けんと併用すると消毒力が高まる・・・✕
一般の洗剤が混ざると消毒力が低下します。
まとめ
【 エタノール水溶液は、無色透明で揮発性がある。】
が正解です。