理容師の過去問
第48回
公衆衛生・環境衛生 問2

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問題

第48回 理容師国家試験 公衆衛生・環境衛生 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

わが国の平均寿命に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 2015年の平均寿命は、男女とも80年を超えている。
  • 2015年の男女の平均寿命の差は、10年以下である。
  • 平均寿命は、2015年がピークである。
  • 戦後の平均寿命の延びの一因は、公衆衛生の向上である。

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この過去問の解説 (3件)

01

公衆衛生・環境衛生に関する問題です。

選択肢1. 2015年の平均寿命は、男女とも80年を超えている。

・・・・正しい文章です。
 

選択肢2. 2015年の男女の平均寿命の差は、10年以下である。

・・・・正しい文章です。
 

選択肢3. 平均寿命は、2015年がピークである。

・・・・誤った文章です。平均寿命は年々伸びていて今後も伸びる見込みです

選択肢4. 戦後の平均寿命の延びの一因は、公衆衛生の向上である。

・・・・正しい文章です。
 

まとめ

よって、【平均寿命は、2015年がピークである。】が誤った文章でこの問の正解になります。

参考になった数2

02

日本の平均寿命は世界でもトップクラスの高い数値です。そうなった要因や、男女の差をふまえて問題を見ていきましょう。

選択肢1. 2015年の平均寿命は、男女とも80年を超えている。

2015年の日本における平均寿命は、男性80.75年、女性86.99年のため、男女ともに80年を超えています。

よって正しいです。

選択肢2. 2015年の男女の平均寿命の差は、10年以下である。

上記に記したように、男女の平均寿命の差は(女性:86.99年、男性:80.75年)10年以下です。

よって正しいです。

選択肢3. 平均寿命は、2015年がピークである。

2020年の平均寿命は、男性81.56年、女性87.71年のため、2015年はピークではありません。

よって誤りです。

選択肢4. 戦後の平均寿命の延びの一因は、公衆衛生の向上である。

戦前と違い、栄養状態の改善、医療技術の発展により、乳幼児や青年の死亡率が低下したため、それに伴って平均寿命が延びています。つまり公衆衛生の向上が要因であるといえます。

よって正しいです。

まとめ

数字が多く出てきて頭に入りにくいかもしれませんが、覚えるべきことはそれほど多くありません。落ち着いて問題に取り組みましょう。

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03

ここについては、この問題の選択肢として出題されているこの4点をしっかりおさえておきましょう。

教科書では長い文章で書かれていますが、大きなポイントはこの4点と考えて大丈夫です。

ひとつ知らないものが出てしまったとしても、4点をしっかりおさえておけば、選択式の試験なので消去法で解くことができます。

選択肢1. 2015年の平均寿命は、男女とも80年を超えている。

2015年の平均寿命は、男性80.79歳、女性87.05歳でともに80年を超えています。

日本は、男女ともに世界有数の長寿国です。

選択肢2. 2015年の男女の平均寿命の差は、10年以下である。

この平均寿命の男女の差は、比較的よく出題されています。

この問題では「10年以下」となっていますが、より具体的に覚えるのであれば、「約7歳差」と覚えておくとよいでしょう。

選択肢3. 平均寿命は、2015年がピークである。

平均寿命は現在も緩やかに延び続けています。

よって、ピークは2015年ではありません。

選択肢4. 戦後の平均寿命の延びの一因は、公衆衛生の向上である。

これに加え、栄養や所得の向上も、平均寿命の延びにかかわっています。

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