理容師の過去問
第48回
皮膚科学 問1
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問題
第48回 理容師国家試験 皮膚科学 問1 (訂正依頼・報告はこちら)
皮膚の構造に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 表皮は、皮膚表面より順に基底層、有棘(ゆうきょく)層、顆粒(かりゅう)層、角質層の4つの細胞層からなる。
- 色素細胞(メラノサイト)は、表皮細胞の95%を占める。
- 真皮の外側には、多量の脂肪を含んだ皮下組織がある。
- 真皮は表皮の数倍の厚さの層で、膠原(こうげん)線維や弾性線維を含む。
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この過去問の解説 (3件)
01
表皮→真皮→皮下組織の順と、角質層→顆粒層→有棘層→基底層の順をまず覚えましょう。
真皮のふたつの線維名も頻出です。
正しくは表面から、角質層、顆粒層、有棘層、基底層です。
基底層は「底」なのでいちばん内側、と覚えておきましょう。
95%を占めているのは、角化細胞(ケラチノサイト)です。
メラノサイトは、基底細胞内に点在しています。
皮下組織は、真皮の下方にあります。
脂肪は皮下組織にある脂肪細胞でつくられます。
コラーゲンからなる膠原繊維とエラスチンからなる弾性繊維があります。
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02
皮膚科学に関する問題です。
✕・・・・誤った記述です。正しくは皮膚表面より順に角質層→顆粒層→有棘層→基底層の4つの
細胞層からなります。
✕・・・・誤った記述です。表皮細胞の95%を占めるのは角化細胞(ケラチノサイト)です。
✕・・・・誤った記述です。皮下組織は、真皮の下にあり脂肪を含んだ組織です。
◯・・・・正しい記述です。
よって、【真皮は表皮の数倍の厚さの層で、膠原(こうげん)線維や弾性線維を含む。】が正しい記述です。
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03
皮膚構造は色々な部位の名称が出てくるため、混乱しやすいかもしれませんが、すべてを暗記する必要はありません。問題に出やすい箇所だけ覚えておきましょう。
皮膚表面からの順番は、角質層、顆粒(かりゅう)層、有棘(ゆうきょく)層、基底層です。
よって誤りです。
表皮細胞は、角化細胞、色素細胞(メラノサイト)、ランゲルハンス細胞からなります。
そのうち角化細胞が90%以上を占めています。
よって誤りです。
真皮の外側は表皮であり、皮下組織があるのは内側です。
よって誤りです。
真皮は皮膚を構成する層のなかで一番厚く、姿かたちを整える膠原線維としわ、たるみをなくす弾性線維が含まれています。
よって正しいです。
皮膚表面からの順番は、全部覚えるのは難しいと思いますが、表面が角質層で、底にあるのが基底層というように、最初と最後の層だけは覚えておきましょう。
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