理容師 過去問
第50回
問19 (感染症 問4)
問題文
季節性インフルエンザに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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問題
理容師試験 第50回 問19(感染症 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
季節性インフルエンザに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 大きな流行の原因となるのは、B型のインフルエンザウイルスのみである。
- 高齢者が肺炎を併発すると、重症になることがある。
- 飛沫により感染し、また、患者の分泌物に汚染された器物を介しても感染する。
- 予防対策として、手洗いの励行や手指のアルコール製剤による消毒、予防接種などがある。
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題のポイントはA型インフルエンザウイルス、B型インフルエンザウイルスどちらが流行の要因になるかおさえておきましょう。
頻繁に流行するのはA型インフルエンザウイルスになります。
誤り
季節性インフルエンザの大きな流行は、A型とB型両方のインフルエンザウイルスによって引き起こされます。
正しい
インフルエンザに感染した高齢者が肺炎を併発すると、重症化することがあります。
特に免疫力が低下しているため、危険です。
正しい
インフルエンザは飛沫感染および接触感染で感染します。
患者の咳やくしゃみから飛沫が飛び、また、感染者の分泌物に汚染された器物を介しても感染します。
正しい
予防接種や手洗い、手指の消毒はインフルエンザ予防の基本的な対策です。これらは広く推奨されています。
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02
日本では秋から多くなり、冬から春先に流行します。
かかりやすいのは学齢期の小児や高齢者です。
病原体はインフルエンザウイルスでA型、B型、C型があります。
A型
感染力が非常に強く、変異を繰り返しながら進化するため、毎年新しい型が出現します。
ヒトだけでなく鳥や豚などの動物にも感染します。
冬に流行します。
B型
ヒトにしか感染せず、ウイルスの変異が少ないため免疫が比較的長く持続します。
A型より遅れて流行し、春〜夏にも発症することがあります。
C型
一度感染すると免疫がつき、再感染はほとんどありません。
主に子供が感染し、大人ではほとんど見られません。
長期間にわたる流行があります。
症状は突然の寒気と発熱、頭痛、身体の痛み、だるさ、食欲不振、喉の痛み、せきなどがあります。
通常1週間程度ですが、肺炎を併発すると重症になりやすいです。
患者や病原体保有者の鼻汁、痰、唾液などで、飛沫により感染します。
マスク着用、混雑した場所を避けるなども予防対策になります。
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03
この問題は、季節性インフルエンザに関する記述で誤っているものを選びます。
インフルエンザウイルスは大きく分けて、A型、B型、C型の3種類あります。
そのうち大流行の原因となるのは、A型とB型の2種類なので、B型のみだけではありません。
高齢者がインフルエンザに感染すると、肺炎を併発することがあります。
体力のない高齢者にとっては重症化、命にかかわることがあります。
よって、正しい記述です。
インフルエンザの感染経路は、くしゃみ・咳などの飛沫感染、皮膚や粘膜の接触などの接触感染があります。
よって、正しい記述です。
インフルエンザの予防対策として、正しい手洗い・ワクチン接種・人混みへの外出を控える・マスクの着用・手指消毒などがあげられています。
よって、正しい記述です。
この問題のポイントは、
「インフルエンザウイルスは、A型・B型・C型の3種類」
「高齢者は肺炎を併発し、重症化しやすい」
「感染経路は、飛沫感染・接触感染」
「予防対策の内容」
この4点を覚えておきましょう。
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