理容師 過去問
第51回
問18 (感染症 問3)

この問題で押さえておくべきポイントは、感染経路の種類と代表疾患です。空気感染（飛沫核感染）は飛沫が乾燥して微細粒子（飛沫核）となり、長時間空気中を漂って感染する経路で、飛沫感染より感染力が強いのが特徴です。

各感染症の感染経路や感染経路の種類を押さえておきましょう。

空気感染（飛沫核感染）：空気中を漂う極小の粒子（飛沫核）によって感染する。※遠くまで届く（結核、水痘、麻しん など）

飛沫感染：咳・くしゃみ等の水滴を介して感染する。※1～2m以内が多い（インフルエンザ、風邪など）

経口感染：汚染された飲食物から感染（コレラ、A型肝炎など）

接触感染：手・皮膚・器具などを介して感染（ノロウイルス、疥癬など）

血液感染・経皮感染：注射針や傷口、動物の咬傷などから感染（B型肝炎、破傷風、狂犬病など）